- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。
今回は「傷つくならば~」の120日目のお話です。
【ほとんどの否定的な感情は、現在とは無関係のもの】
「私たちはふつう、最後まで感じきる勇気がなかった感情を、すべて
溜め込んでしまうものです。
そして、過去の感情を解き放つ機会を与えてくれる経験を、現在の
人生につくりだします。
いまあなたが痛みを触発された状況についてもう少し深く見ていくと、
ここで経験している痛みのほとんどは、現在の状況とは関係がない
ことに気づくでしょう。
人生に対してオープンになり、受け取れるようになるためには、痛み
によって触発された感情を外に出してあげる必要があります。
こうした感情が抑圧されたままだと、私たちの内側でうずきはじめ、
やがて毒をもつようになります。
そして健康や、人生の楽しみや人間関係にも悪影響をおよぼすの
です」とチャックはいっています。
いつもどおりの自分であるとき、テンション高いとき、誰かをいたわる
とき、悲しいとき、怒ったとき、動揺したとき、大好きなことに没頭して
いるとき・・・、これらの局面に遭遇したとき、
全部同じ自分がやっている感じがしますか?
それとも自分自身のなかのそれぞれの側面が表れて、やっているよ
うに感じますか?
たぶんそのときの感情に合わせて、いつもと違う自分が出てきている
と答える方が多いのではないかと思います。
出来事とそのとき感じたこと、情緒はセットで記憶されています。
例えば幼いころ高い所に連れて行かれ、ふと下を見てとても恐い思い
をしたとします。
その場の風景、体感覚、恐怖感はひと続きに記憶されているのです。
大人になって自分で移動の自由も安全確認もできる状況であっても、
高い所に行くと心臓がバクバク高鳴ったり、一瞬足がすくんでしまった
りすることがあります。
身体は危険に感じたことをしっかり覚えているので、恐怖のサインを
出して警告するのです。
このとき、それを体験したはずの幼いころの人格(インナーチャイルド)
が大人の主人格とちゃんと連携できていると、ここは安全だと自分に
いいきかせるだけで、心臓の鼓動は普通になり、恐怖の警告は収まり
ます。
しかし、インナーチャイルドと大人の主人格が連携できていないと、
インナーチャイルドの恐怖の感情に身体を乗っ取られ、パニック状態
に陥ってしまのです。
わたしちの潜在意識の世界には、心の傷(トラウマ)の数だけインナ
ーチャイルドがいます。
心の痛みとセットの記憶とだから、思い出すと苦痛なので意識の表面
に出てこないように、開かずの間に閉じ込められているのです。
大人の主人格が、恐怖や苦しみにひるんだ隙を見計らって表れる以
外は、なかなか登場する機会を与えてもらえません。
だから、身体を乗っ取って「こんなに怖かった。苦しかった。わかって!」
と当時感じたままの記憶を体感覚・情動を総動員して伝えてくるのです。
経験の少ない子供時代は、日常的な出来事のなかにも、深い感動や
喜びに心がよく反応していましたよね。
「怒り」や「悲しみ」などの苦痛な感情も、心が繊細な幼いころは大人の
何倍も増幅された状態で記憶されるのです。
インナーチャイルドが身体を乗っ取ったときに伝えてくる恐怖や苦痛が
激しいのは、そのとき感じた記憶のままだからです。
失敗、失恋、裏切り、拒絶、孤立などで苦痛な感情がこみ上げてきた
とき、それは癒されていないインナーチャイルドの感情であったことに、
気づいてあげてください。
怒りや悲しみに我忘れてしまうような行動をとってしまうと、ただインナ
ーチャイルドを大暴れさせただけで終わってしまいます。
インナーチャイルドは、身体を乗っ取って大暴れがしたくて出てきたわけ
ではありません。
大人意識の主人格に共感してもらい、自分も人格のひとりであることを
認めて欲しいだけなのです。
嫌な感情が浮上したときフタを閉めてしまうのではなく、ちいさな子供
がその嫌な感情とともに何十年も閉じ込められていたことを、共感して
あげてください。
インナーチャイルドたちの存在を認め、心のなかでの交流をして連携
ができると、パニックを起こすことは減り、ワクワクや至福を感じる力が
増幅され、人生に喜びが戻ってきます。
インナーチャイルドと日常的に交流することは、強力な心のデトックス
になります。
明日もこの続き、121日目のお話を予定しています。
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