傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の110日目のお話です。


【癒着がおこるのは、絆がそこなわれたとき】


「だれでも親しみや親密感、仲間に含められること、そして、絆を必要

とします。

ところがその絆の感覚がそこなわれたり、それが存在しないように見

えるとき、わたしたちは生きのびるために何らかの親しさが必要なの

で、癒着を選ぶのです。

そうすれば、少なくとも人と親しいような感覚がもてるからです。

しかし、それは真実の絆ではありません。

だれかと癒着していると、自分自身の中心や、本来の自己を捨てて

しまいます。

許しと、そこに存在する愛を認め、再び絆を取り戻そうとすれば、適

切な境界線が生まれてきます。

そこでは、自分の真実に照らして『ノー』のときには自由にそれが言

え、自分自身の人生を生きることができるのです」

とチャックはいっています。


とても長い時間いっしょにいたのに、その人の本質に触れるようなこ

とをぜんぜん知らなかった、という体験はないでしょうか。

わたしたちは、見えたり、聞いたり、触れたりできると、つい、よくわか

ったような気になってしまいますが、ほんとうの交流をしていないこと

の方が多いのです。


わたしたちが生きる物質界では形で表すことのできる絆の方を、目に

見えないほんとうの絆より重視してしまうことがよく起きます。

いっしょに暮しているから、よく会っているから、ちゃんと会話をしてい

るから・・・だから絆は結ばれていると思ってしまうのです。


でも、それが本人の意に反してやった事だとしたらどうでしょうか?

寂しいから、孤独を感じたくないから、親密感の飢えから解放された

いからという意図で人と交流して、ほんとうの絆が築けるでしょうか?


自分自身の「怖れ」の意図からとった行動は、怖れていた結果を引

き起こすので、絆がそこなわれる不安から相手に癒着した場合、関

係はもっと冷え込んだものになってしまいます。

追いかけて行くと相手は逃げ、距離を置くと戻ってくるというのは、

恋愛関係の見えない法則ですよね。


結局『癒着』は自分自身のニーズに駆られた行動なので、その状態

にあるときは、相手の本質など見る余裕はなくなって、自分のニーズ

それにともなう感情で頭がいっぱいになるのです。

ほんとうの交流ができる状態じゃないほど自身のニーズに駆られた

人が、境界を曖昧にして近づいてきたらたとえ好きな人であっても、

ちょっと距離を置こうとするのが自然な反応だと思います。


この本のタイトルにもなっている「傷つくならば、それは愛ではない。

それはギブ&テイクの要求(ニーズ)だから、満たされなくて傷つく

だ」ということになるのです。


親密感のニーズに駆られたときは、人に愛をあげられる状態では

ありません。

真実の愛をあげられないから、『癒着』や『犠牲』に走ってしまいます。

そこまでして得たとしても、それは偽物の絆です。

どこまで続いても、親密感を感じられない絆です。


寂しさ、孤独感、親密感の飢えはどこから来ているのでしょうか?

それを感じているのは相手ではありません。自分自身です。

自分の心の内が訴えているのです。

「立ち止まって、わたしを見て!」と。

寂しさを感じると、それを緩和してくれることになっている関係に目を

向けてしまいますが、ほんとうに目を向けてほしいのは内なる自己

です。

内なる自己が孤独を感じているから、それを外の世界に投影して

絆をそこなうという現象が起きたのです。

そこなった絆にしがみついても解決しません。


自分のほんとうの気持ちと向き合いましょう。

相手に対して「ノー」といえない、弱い立場に自分を置いていないか

振り返りましょう。

人間関係で「犠牲」的振る舞いをしていないか、考えてみましょう。

自分のほんとうの気持ちを素直に表現できる関係、相手の率直さを

受け入れられる関係のなかでしか、ほんとうの絆は築けないのです。

心からその交流を楽しみ、相手の本質に触れる喜びを感じる瞬間に

しか親密感は生まれないのです。

真実の絆で結ばれていれば、あなたの内なる自己が孤独を訴える

ことはありません。


明日もこのつづき111日目のお話を予定しています。


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