しょjy傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の106日目のお話です。


【すべての「役割」の背後には、死の誘惑がつきまとう】


「『役割』とは外側の固い殻であり、多くのものを覆い隠すことができま

す。

それはわたしたちが、かつて『もう死んでしまいたい』と感じたとき、身

につけ始めたキャラクターなのです。

自分には何の価値もない、完全な失敗者だと感じて、自分本来の個

を捨てて『役割』を身につけたのです。

ただし、この役割がどれだけ成功したとしても、それで十分報われる

とはありません。

なぜなら、役割はあなた本人には何も受け取らせてはくれないからで

す。

小さな子供のころは、性格というものの感覚をつかみ、間違いや正し

さを学ぶためにも、役割とそのルールは役に立ったかもしれません。

しかし、成長するにしたがい、そのルールが鎧のようになり、ついには

その重みに潰されそうになります。

死の誘惑は、すべての役割の背後にあるものです。

死の誘惑がやってきても、こわがらないでその気持ちがなくなるとこ

ろまで感じきってみましょう。

これはあなたが通り過ぎていく過程であり、その向こう側には突き抜

けた場所があることを知ってください。

死の誘惑を通り抜けてしまうと、かつて『役割』であったものは、いま

「あなた自身」となります。

そして、失ってしまった、あなたの中心を取り戻すことができます」

とチャックはいっています。


イベント会場でタロットリーディングをするとき、「死神」のカードが出る

とお客さんはとても困惑した表情をされます。

「不吉」なカードだと思ってしまうようです。

そこでわたしはⅩⅢ「死神」のカードは、「終結と新たな始まり」を知ら

せるサインだと説明します。

かつては機能していても、いまの自分にそぐわなくなってしまった、

新しい自分が生まれるのを阻むようなキャラクターと、そろそろ決別の

ときがきているというお知らせなのです。「死神」のカードは。


あまりに人気を博した役柄を映画などで演じてしまうと、その役と自分

が一体化し過ぎて、その後の俳優人生が難しくなる役者さんって結構

いますよね。

「白い巨塔」を演じた田宮二郎は、役と自分自身を同一化してしまい、

「白い巨塔」の仕事が終わったところで、自らの人生の幕も降ろしてし

いました。

ショーン・コネリーは長らく「007」でジェームズ・ボンドを演じて人気を

得ていましたが、その役と決別後、さらに演じる役柄を広げて主役も

脇役もみごとにこなす名優となりました。


人から評価の高い、自身の人格の一部「役割」と決別するのはつらい

ことです。

もしかしたら「役割」と決別した瞬間に、「役割」を演じるおかげで付い

ていた自の価値が、いっさいなくなってしまうかもしれないからです。

でも、自分の鎧のようになった「役割」には、一回死んでもらわなけれ

ばなりません。

「役割」を演じつづけていたら、「ほんとうの自分」が死んでしまうから

です。

セルフイメージは成長し続けるものです。固定化させると、ほんとうの

自分を閉じ込める鎧になってしまいます。


「いい子」や「ヒーロー」や「犠牲者」・・・。人に合わせるために自動的

に演じていた「役割」を手放しましょう。

「役割」を手放さないと、ほんとうのあなたが鎧の重さに悲鳴をあげて

「死にたい」と訴えてくることでしょう。


「役割」を選択し続ければ、待っているのは疲れきって辿り着く行き止

まりです。

「役割」を手放して、ほんとうの自分を解放する機会を与えると、成長

の可能性は無限大で、人の評価に怯えることはなくなります。

あなたが自らにつけた価値がもっとも正しいのです。

かつての「役割」は、あなたが演じた役柄のひとつに過ぎません。


「死神」のカードの精霊は、なおもあなたが「役割」に執着するときに

「時間切れですよ」といって、時の鎌でそれを断ち切るのです。

断ち切られてから、ほんとうの自分を取り戻すより、自分で決別して

新たな自分に向けて踏み出すほうが、痛みは少ないですよね。


明日もこの続き107日目のお話を予定しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。