傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば、それは愛ではない」の102日目のお話です。


【あなたの人間関係に欠けてているものは、あなたが与えたくない

と思っているもの】


「あなたが人との関係に望むものはなんですか?

ロマンスですか。愛ですか。豊かさでしょうか。

では、何を待っているのでしょう。

たぶんあなたは、パートナーが二人の関係に、『何か』をもってきて

くれるのを期待しているのかもしれません。

もし、その関係に何が必要なのかあなたがわかっていて、それをほ

しいと思っているのなら、それを与えることが求められているのは

明らかにあなたです。

ですから、不満に思うのはやめて与え始めましょう。

様々な人から、様々な才能という贈り物が関係に対してもたらされ

す。

そうした関係で望むものを、できる限り創造的な形で与えてください。

創造性は喜びに変わり、あなたは楽しみ、自分を開き、与え受けとり

ながら自分自身を知り、自信も高まっていきます」

とチャックはいっています。


「してほしいことを人に頼む」ときって、どんな感じがしますか?

たぶん、素直になんの違和感もなくできる方は、人間関係の達人級

の大人か、5歳以下のピュアな子供たちだけだと思います。


わたしたちは「自分でできることは自分でしなさい。人に甘えてはい

けません」と自立を促される教育を、子供のときから受けてきたので

す。

自立=成熟の証、依存=未熟の証という観念が思考回路にインプ

ットされているはずです。


そして、完全に自分のことが手におえるようになったとき、人に何か

してあげたい気持ちになります。
実際やってあげてその人が喜んでくれると、自分で自分のことをし

たとき以上の充実感があります。

自分のことだけをしているあなたから、人に喜んでもらえることがで

きるあなたに、セルフイメージが拡大したからです。

スピリチュアルな世界では、「与えることが受けとることで、受けとる

ことも与えることという人間関係の法則がよく知られています。


与える右矢印自分のセルフイメージ拡大の機会を受けとる

受けとる右矢印相手にセルフイメージ拡大の機会を与える


という見えない意識のエネルギーの授受が成立するからです。

親しい人間関係の間で、このやりとりが通えば通うほどお互いの意識

のエネルギーが交流して親密感が増し、お互いのセルフイメージを高

めあって成長できるのです。


しかし問題なのは、このやりとりは「喜んで与え」「喜んで受け取る」が

行われたときだけ成立するということです。

エゴの操作による「期待」や「要求」や「コントロール」が働くと、この「親

密感が増しお互いのセルフイメージを高め合う」交流のエネルギーは

途絶えてしまいます。

単に、物や行為がやりとりされるだけになってしまいます。


わたしたちは無意識に「喜んで与えて、喜んで受けとる」ときだけ、お

互いを高め合えるエネルギーが流れることに気づいています。

だから、「要求」したくないし、「義務」でやってもらってもうれしくないの

です。


カップルの間に主導権争いが水面下で発生すると、「これくらいのこと

察してくれてもいいはずなのに」とか、「こんなに苦労して頑張ったのに

全く認めてくれない」という、無言の「要求」や「期待」が「与える・受けと

る」行動そのものを阻み、パートナーシップを感じさせる交流がしだいに

なくなっていったりします。


あなたが喜んでできることがあったら、進んでやってあげましょう。

あなたが喜んでできることなら、やってもらった側も負担を感じません。

そして、あなたのセルフイメージ拡大のチャンスを与えてくれたことに

密かに心のなかで感謝しましょう。

あなたがしてあげることを、相手が喜ぶかどうかを悩むのはやめてお

ましょう。

「与える・受けとる」の心の通い合った交流を、復活させるほうが早く

パートナーのほしいものがわかるようになります。

たとえ、やってあげること(もの)がチグハグでも、人がほんとうにうれ

しく感じるのは、心の交流の方なのですから。


オー・ヘンリー作の短編で「賢者の贈り物」というお話がありましたよね。

貧しい夫婦が、なんとかパートナーのクリスマスのプレゼント費用を捻

出したくて、自分の最も大切にしているものを密かに売ってしまうお話

です。

妻は自分の美しい髪を売り夫の金時計に合うチェーンを買い、夫は金

時計を売って髪飾りを買ってしまうのです。

飾る髪のなくなった妻に髪飾りを、つけるはずの金時計をもっていない

夫にチェーンを、渡すときの心境はためらいがあったかもしれませんが、

一生思い出に残るようなプレゼントですよね。

このお話が素敵なのは、相手の喜びを自分の喜びと感じられるパート

ナーシップが描かれているところかな、と思います。

自分の髪が形を変えて夫の宝物の金時計につけられたらどんなに素

敵だろう、と妻は思ったのでしょう。

夫は自分しか使えない金時計の存在よりも、妻がおしゃれを楽しみ、

妻の美しい髪をさらに引き立たせる髪飾りを見る方が二人で楽しめる

と思ったのでしょう。

これだけ思いやりに満ちたパートナーシップのある夫婦なら、物のやり

とり以上に、心の交流に喜びを感じたことでしょう。


明日は「傷つくならば~」の103日目のお話を予定しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。