シンクロニシティ[増補改訂版]――未来をつくるリーダーシップ/ジョセフ・ジャウォースキー
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こんにちは、リブラです。

今回「シンクロニシテイ」についての23回目のお話です。


ジャウォースキー氏は、思い描く未来を創りだす力は、個人のなかでは

生まれるのに、なぜ組織や社会のなかで集団的には生まれ得ないの

か。それは、リーダーシップの在り方によって可能にできることではない

のか、と今までを振り返って検証しました。


ジャウォースキー氏が考える創造的なリーダーシップに必要な

3つの根本的な心の変化


①「世界」(宇宙)についての考え方の根本的な変化

(メンタルモデルの変化)

不変で固定化された、規則正しい機械のような宇宙から、ひらかれ、

動的で、お互いに結びつき、活気溢れる性質に満ちた宇宙へ、イメ

ージを変えなければならない。

「ひらかれた性質」がわかるようになると、宇宙はすぐさまわたしたち

を変化の可能性へと導いてくれる。

未来に甘んじて従うのではなく、可能性を切り開こうとする方へ気持ち

が変わると、あらゆる瞬間に未来を創りだしていくようになる。


物質は粒子になったり、波動になったり、エネルギーになったりし、

お互いに結びつき、絶えず動いているのが自然界の秩序だから、

不変で固定化されたところからは何も新しいものは生まれて来ない

ということです。

良いアイディアは、ギチギチの理詰めの世界よりも突然舞い降りる

ひらめきや、自由な発想、異質なものの組み合わせから生まれる

ことが多いですよね。

変化に対して「ひらかれた性質」をもつことで、宇宙は最良の未来の

イメージを提示してくれるようです。


②「関係」に対する理解における根本的な変化

ボーム博士が説明してくれた「ベルの定理」(局在するものは何もない)

で「この世はすべてつながっている、非分離の分離世界」だと理解する

と、「あらゆるものとのつながり合い」こそ宇宙を構成する原理だという

考えが裏づけられる。

これがわかると、お互いを真の人間として受け入れるようになる。


ジャウォースキー氏が目指したリーダーシップの理想形は「サーバント・

リーダーシップ」でした。

支配や命令で組織を統制するのではなく、一人一人の構成メンバーの

なかに備わる内蔵秩序とつながり、内蔵秩序に任せながら、グループ

全体を成長に導くリーダーシップです。

「サーバント・リーダーシップ」はわたしたちを取り巻く、自然界の秩序

そのもののような気がします。

地球上のすべての生き物を産み出し、育み、成長させ、すべてが生か

されるような完全なシステムで支えてくれていますが、その存在はわた

したちに支配を感じさせることも、自由を奪うこともありません。

わたしたちは、生存に必要なものを与えられ、生かされているのに、そ

れを与えてくれる存在をまったく意識しないで生活しています。

「サーバント・リーダーシップ」はリーダーの存在が際立たないからこそ、

一人一人の自由意志や自主独立精神が損なわれないのだと思います。

でもその根本は、「ありとあらゆるものとのつながり合い」の原理なので

す。

自分とすべてのものがつながっていると考えると、だれもが大切な一人

になってきますよね。


③「一心に取り組む姿勢」における変化

意志ではなく意欲から始まる打ち込み方で打ち込み出すと、わたしたち

は内なる声に耳を傾け、その声は旅が進むにつれわたしたちを導いて

くれるようになる。

その打ち込み方の根底にあるのは、「(意志が決めた固定化した)運命

から離れて遊ぶことを信頼する気持ち」だ。

わたしたちはまさしく「世界に身をゆだねた」状態になり、運命に立ち向

かうために必要なものは何でも手に入ることがわかるようになる。

まさにこの時点で、わたしたちは未来との関係を変えることになる。

そういう打ち込み方のなかで行動すると、わたしたちは自分を宇宙との

つながり合いにおける不可欠な部分だと考えるようになる。

「身をゆだねること」の意味がわかると、骨身を削ったりあがいたりする

のをやめ、バランスを取り戻すことができた。

これが「一心に取り組むこと」がもたらすパワーである。


スピリチュアルな本によく出て来るフレーズで「努力なしに」、「身をゆだ

ねる」はなかなか実行が難しいものですね。

とくに、「一心に取り組む」ときには力が入ってしまいますが、そこで「努

力なしに」とか、「身をゆだねる」とかの力が抜けてしまいそうな言葉を

いわれても・・・と感じてしまいます。

ジャウォースキー氏はここで、大きなヒントを与えてくれています。

「意志」ではなく「意欲」から始まる打ち込み方です。

「○○であるべき」ではなく「○○でありたい」からという動機を原動力

に「一心に取り組むこと」が大切だといっているのです。

「意欲」を掻き立てるものならば、確かに、「努力」しなくても自然にそち

らに向かってしまうし、直感も働くので内なる声に「身をゆだねる」こと

もさほど抵抗なくできます。

一心に至福を感じることに取り組んで、「身をゆだねた」状態のときは

フロー状態になり、身も心も環境もすべてが連動して、奇跡的な事象

を引き起こします。

これが「一心に取り組む」・「身をゆだねる」ことの効果です。


この続きは明後日に。

明日は12ハウスシリーズ第11室グループのハウスについてのお話です。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。