こんにちは、今回からホロスコープの12ハウスについて
お話していきたいと思います。
今日はその第1回目、第1室(ハウス)のお話です。
第1室 本人のハウス
ホロスコープ(星図)は生まれた時刻や場所(緯度・経度)により、
360度の円を12分割し、1~12の人生のテーマでお部屋を割り
ふるのです。
第1室は「本人のハウス」と呼ばれ、その人の生まれながらの容姿、
キャラクターを一番強く表します。
この部屋にたくさんの星があると、こども時代に様々な影響ある出
来事が起こります。
なぜなら、そのような性質を形成させるため、このような出来事に
会わせれば良い、と設定して生まれてくるからです。
わたしはこのハウスに努力と試練を強いる土星と、トラウマやコン
プレックスの象徴であるキローンをもっているのです。
4人きょうだいの最初に生まれ、夫婦げんかが日常茶飯事で危険
なものが飛び交い、暴力や嘘が横行するサバイバルな子供時代
を過ごしました。
傍から見たら、あるいは当時の自分の視点で見たら、不幸な子供
時代です。
しかし、「辛抱強く、責任感ある」キャラクター、「被害者意識を克服
する」ことがわたしのホロスコープの人生を生きるのに不可欠な要
素だとしたら、子供時代のうちにそうした性質や能力が備わるよう
に、危険で頼れない両親や守らなくてはいけない年下のきょうだい
やまったく存在価値を認めてもらえない環境を設定しますよね。
わたしは自分のホロスコープを初めて見た12歳のとき、土星が第1
室にあるのに気づき、こういう親のもとに生まれてくるのって、決まっ
ていたの?と唖然としました。
たまたま生まれてきたのではなく、わざわざそこを選んで生まれた
ことを当時は受け入れられませんでした。
自分ではなく意地悪な神様が、なにかの罰としてこんな環境に放り
込んだぐらいにしか思っていなかったのです。
社会人になって病院に勤務し始めたとき、子供のとき培われた「辛
抱強さと責任感」は、自己信頼へと変わりました。
自分さえしっかりしていれば生き延びられるという自信が、知らない
間にできていたのです。
このころには、うすうす自分でこの環境を選んで生まれてきたことに
気づいていました。
そして、わたしの父も悲惨な子供時代を過ごしていたことを知り、誰
が被害者で、誰が加害者なんて、誰も裁けないないと思いました。
28歳のとき、サターン・リターン(土星が生まれたときの位置に戻っ
てくる時期)は、第1室ハウスのことでやってきました。
何かが起きたというよりは、急に「なにもかもがどうでもよくなった」
感じがして心が塞がり、うつ状態のようでした。
でも、20代前半で精神科に勤務した経験から、夜はちゃんと熟睡で
きるし、朝の目覚めはいいし、仕事している間は落ち込みがなかっ
たので、これは病気じゃないなと思いました。
それから2年半の間、空虚な自分をなんとか埋めるためにあれこれ
手を出しますがどれも気力が続かず、「自分は何?」というところを
グルグルさ迷ってばかりいました。
そのとき、自分のホロスコープを振り返り第1室にキローンがいたこ
と気づきました。
子供のころの「自分がしっかりしないと生き残れないかもしれない」
というサバイバルのトラウマが、わたしの自由を制限し、保守的な
コースしか選択させず、人生を無気力な状態に変えていたことが
わかったのです。
自分を苦しめていたのは環境でもなく、両親でもなく、過ぎてしまっ
た恐怖の子供時代でもなく、「二度と苦しまないために」と安全圏
を取り囲む塀の中に籠城した自分だったのです。
わたしはサターン・リターンが終わる30歳まで、この籠城した自分
に向き合いました。
外の世界が空虚で、外の人間関係も空虚だとしたら、籠城した偏
屈な自分が何なのか知るほうがおもしろいと思ったのです。
籠城した偏屈なわたしは「被害者意識」そのものでした。
外の世界がダメージを与えるからと、狭いコントロール可能なとこ
ろに自分を押し込めたのでした。
自分を客観視すると不思議なもので、もう恐いものはいないのに、
ダメージを与える人はいないのに殻に閉じこもっている自分がバカ
らしく見えました。
その瞬間から、わたしの第1ハウスのキローンはヒーラーに転じま
した。
同じダメージを受けた人の心情に共感でき、その被害者意識が不
幸の連鎖を呼んでしまうことを、ホロスコープを使って人に説明でき
るようになったのです。
仕事でお客様にホロスコープを読んでいて、「こんな素敵な人生な
の?」といわれることはあっても、「こんな人生嫌だ」といわれたこと
はありません。
ホロスコープ(星図)は誰にとっても最高に魂が喜ぶ設定がされてい
るからです。
魂が計画してくれた最高に幸せを感じる人生にするには、そこに表
わされたことを実行に移せる能力や才能が必要になってきます。
魂は必ず、必要な素質を与え、その才能が磨かれる場も出来事も
用意してくれているのです。
一見不幸なような出来事も、その人の能力を引き出すには必要で
あったりするのです。
今回は第1ハウスに在る天体が表すその人のキャラクターをあげて
みました。
ホロスコープをみたことがない方も、当てはまるものがあればそれ
があなたの第1ハウスに存在する天体かもしれません。
太陽が第1ハウス在る場合
自分らしさ、自分の個性を認めてもらえる環境、あるいは個性を尊重
した教育を受けられる環境で育ちます。
自己主張のしっかりした、存在感のあるキャラクターが形成されます。
月が第1ハウスに在る場合
感情を表に出すことを許された環境、あるいは感情を隠したり抑え
たりすることはよくないから、表現しなさいとしつけられる環境で育
ちます。
人の心の動きや、自身の欲求不満にも敏感で、情緒豊かで人間
的魅力が溢れるキャラクターが備わります。
水星が第1ハウスに在る場合
知識や思考力が養われる環境、あるいは知識や思考力を尊重する
家庭で育ちます。
情報収集や考える行為を自然にやっている、知的なキャラクターが
備わります。
金星が第1ハウスに在る場合
楽しいことを第1にするような環境、心地よさや快適さを重視するあ
まり、めんどうなことや争いごとを避ける環境で育ちます。
明るく魅力的で人に愛されるキャラクターが備わります。
火星が第1ハウスに在る場合
競争に勝ったり、負けたりすることで扱いが変わるような環境、もしく
はいつも誰かと比較されるような環境で育ちます。
「勝たなければ」という意識が強く働くので、いつもトップを狙っている
向上心の強いキャラクターが備わります。
木星が第1ハウスに在る場合
寛大でおおらかな環境、人に与える人になることを重視した教育を
受けて育ちます。
生まれながらに「大物」のセルフイメージを備えたキャラクターです。
土星が第1ハウスに在る場合
厳しさや罰則、制限の多い環境、あるいは恐怖を植え付けられて支
配される環境下で育ちます。
恐怖を回避するため手堅く生きようとするので、忍耐強く責任感あ
るキャラクターが備わります。
天王星が第1ハウスに在る場合
新しいこと、変化が好まれる環境、あるいは組織や集団に迎合しな
い考えをもつ人の側で育ちます。
人との違いが、自分の個性であることに子供ときから気づいていま
す。
海王星が第1ハウスに在る場合
霊感や直感など、第6感を使うことが自然な環境、あるいは目に見
える世界より、見えない世界の方が素晴らしいと信じる人の側で育
ちます。
神秘的で不思議な雰囲気をつくり出すキャラクターが、備わります。
冥王星が第1ハウスに在る場合
秘密や複雑な関係存在がある環境、伝統や宿命を負わされる環境
で育ちます。
特別な生まれや決められた宿命を最初から受け入れた、カリスマ
的雰囲気と運命論者的キャラクターが備わります。
キローンが第1ハウスに在る場合
存在そのものを否定されるような出来事や心に傷を負うような出来
事に曝される環境で育ちます。
「被害者意識」をもっている間は、自己過小評価気味のセルフイメ
ージの低いキャラクターになります。
「被害者意識」を手放すと、共感力に優れたヒーラー的キャラクター
に転じます。
この続き第2室のお話は明後日に。
明日は「シンクロニシテイ」のお話を予定しています。
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