こんにちは、リブラです。

今回は11天体シリーズ第7回目土星の元型のお話です。


土星 ♄(サターン)


木星ぐらいまでは目視で観測可能な惑星だったのですが、地球から見て

土星よりも遠い惑星は、肉眼での観察は難しいものになっていきます。

土星の輪は、ガリレオが望遠鏡で観測をしながらやっと見つけたものだ

そうですが、あるときは輪が見えたり見えなかったりで、性能の悪い望

遠鏡しかなかった時代は、土星以降の惑星をはっきり見ることも叶わな

かったのです。


そんな事情もあって、土星以降の惑星(天王星・海王星・冥王星)は西

洋占星術で「トランスサタニアン」と呼ばれ、特別視されています。

どんな特別視かというと、人智を超えたもの、不気味なパワーを持つも

のとして扱われています。

今回の土星までが人間の理解の及ぶ範囲なのです。


だから個人ホロスコープで天体の元型のうち、太陽~土星まではご本

もそれと気づくご自身のキャラクターなのですが、トランスサタニアン

惑星の元型は、人生を変えてしまうようなイベントとセットでご自身

に与えた影響を振り返ると、浮彫になってくるようなキャラクターなので

す。ある程度の年を生きて来ないと、人生のイベントに遭遇しないので

気づきくい、自分の一部かもしれません。


土星は農耕の神として、ギリシャ神話ではクロノス(時間の神でもあり

す)、ローマ神話ではサトゥルヌス、英名ではサターンと呼ばれてい

ます。


公転周期が約28.5年くらいなので28歳~30歳ぐらいのときに、実際に

行している土星が出生時の土星星座に戻るサターンリターン(土星

回帰)が来ます。

土星は2年半ぐらい1つの星座に滞在しますので、サターンリターン前

と後では別人に感じられるくらいの変化をその人に及ぼします。


わたしたちの集合意識が農耕の神サターンに抱くイメージは、厳しい

教師です。

収穫を楽しみに種を蒔いたものの、日々の世話や管理や努力を少し

でも怠ると収穫物を全滅させたり、もっと辛い労役を課したりして、努

力と忍耐と責任を学ばせるのです。


現代では20歳という年齢になると自動的に成人させてもらえますが、

太古の頃は、命がけの通過儀礼(イニシエーション)を経て初めて

大人の一員にさせてもらえたのです。

わたしは、サターンリターン(土星回帰)が成人になるための通過儀

礼の期間なのだと思います。


西洋占星術の土星のイメージは、試練、制限、抑圧、孤独、努力、

責任、現実性、保守、安定です。


サターンリターンの時期は、辛いことしんどいことが起きる場合が

のですが、結婚や出産や昇進、社会的認知など傍から見たら幸

せに思える出来事も起きる場合もあります。

弱さがある人には強さを、我慢が足りない人には忍耐力を、管理能

力が低い人には責任感を、臆病な人には勇気を・・・など、その人に

とっての弱点を補強するための、様々な試練が用意された時期なの

です。


サターンリターンの通過後は、試練のために慎重さが備わり、生き

るための賢さが前より各段に増えているはずです。

それはその人だけが辛い思いをして勝ち取った「経験」という名の

産です。

わたしたちはこの経験を自分の観念システムに取り込み、ルール化

します。

このルールはご本人の辛い経験から学んだ結晶です。

だからその人にとっては絶対に違反してはいけないルールなのです

が、他人にとってはまったく意味のないものなのです。


こういう理由で、わたしは土星を「自分だけの譲れないルール」ある

いは「地雷」と呼んでいます。(本人はそれを人としての常識と思っ

ているので、あえて口に出していわないのですが、知らないで他人

がそのルールを破ると逆鱗に触れたような怒り方をするからです。)


今回は土星星座別、譲れないルールをあげてみました。

土星星座がわからない人も、このルールは無視できないあるいは、

他人がそれを破るのを見ても怒りを感じるな、と思うものがあれば

それがあなたの土星星座かもしれません。


牡羊座

「行動を制限するもの、邪魔するもの、障害物は破壊してでも取り除

く。行動ができなければ未来はない」

土星が牡羊座の人にとって、行動する=生きている なのです。

つまり、行動しない人は死んでいる人に等しいというルールです。


牡牛座

「精神的・物質的優雅さ、豊かさの無い生活は、人間の生活では

なく、動物の生活である」

良質のものを敏感に見分ける才能のある土星が牡牛座の人にと

って、贅沢は人間の生活をしている証なのです。

栄養を取るだけで楽しみのない食事は家畜にされたような気分に

なるので、食べないほうがマシと考えるルールです。


双子座

「遊びも自由も、水や酸素と同じくらい必要」

酸素は一瞬でも欠かせないし、水もいつも飲める状態にしないと命

に関わります。

それと同じくらい遊びや自由が必要なのですから、どんなものでも

土星が双子座の人に関わるものは「遊びと自由」成分が配合して

いないと死んでしまうというルールです。


蟹座

「甲羅の中(親密感を持てる人)は、自分と同じくらい大切な人。

甲羅の外(知らない人、つながりがない人)は、存在しないに等しい」

自分にとって関係あるものに溢れるような愛を注ぐ土星が蟹座の人々

にとって、関係ない人々に注ぐ愛情はないのです。

人は必ずつながりがあるものだから、つながり合うもの同士が愛情を

注ぐ責任があるというルールです。


獅子座

「人のプライドを尊重しない者は、人間以下である」

土星が獅子座の人にとって、人のプライドや自信を傷つけて喜ぶ人

は、最も卑しい生き物なので、人間扱いしなくて良いというルールです。


乙女座

「整理・整頓・分類・調査・分析をバカにするものは、万物にバカに

される」

土星が乙女座の人は、この世は見えない秩序でできていることを知っ

ています。秩序に沿った正しい配置、正しい方向性を見出し、整えない

と秩序のパワーは機能しなくなるというルールです。


天秤座

「バランスと調和を欠いたものに、美しさは存在しない」

偏ったり、歪んだり、争ったりするものは醜いものと捉えます。

土星が天秤座の人の目には、怒った美男美女というのは存在しません。

精神的にも肉体的にもバランスと調和があるものしか美しいとはいえな

ルールだからです。


蠍座

「真実こそ、この世で最も価値あるもの」

土星が蠍座の人の前で嘘をついたら(それが些細なものでも)、そこで

関係が終わってしまうくらいの危機感をもったほうが良いでしょう。

真実のためならどんなものとも戦うのが、かれらのルールですから。


射手座

「悲観的考えは猛毒である」

土星が射手座の人々にとって、楽観的考えは良薬でポパイのホウレン

ソウのような劇的効果を生みます。

一方悲観的考えを取り込んでしまうと、思考が現実化してしまう率が

高いのです。

悲観的考えを発言する人から逃げるのが、かれらのルールです。


山羊座

「贅沢は敵だ!無駄は罪悪である」

効率や実用価値をつねに考えながら生きている土星が山羊座の人々

にとって、時間やお金やエネルギーを浪費することが自他ともに許せ

ません。

頭の中が、「もったいない!」の合唱になってしまいます。

限られた時間・資源は有効利用されなければならない、がルールです。


水瓶座

「理論的に正しいものは、実在しなくても真実である」

わたしの土星は水瓶座なのです。

サターンリターンのとき、変な理論を信じてしまうと命とりになる

ことを学びました。

だから理に適っていれば信じる、適ってなければ無視するというルール

で生きています。


魚座

「すべてはつながっている」

自分がいる海は境界がなくすべてとつながっているので、どこかが汚染

されたら自分だけ助かることは不可能と、土星が魚座の人々は考える

のです。自分以外の人にも無関心でいられないし、個人主義が許せな

いのもかれらのルールです。


この続き天王星の元型のお話は明後日に、

明日は「シンクロニシティ」についてのお話を予定しています。


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