こんにちは、リブラです。

今回は11天体の元型シリーズ第2回目月のお話です。


月 ☽


月は地球にもっとも近く、目に見える身近な天体です。

曇って月が見えなくてもわたしたちは大きな関心は向けませんが、

潮の満ち引きや重力に影響を及ぼしています。

月は公転周期が28日で、11天体のなかで1番速いです。

よくテレビや新聞などで、毎日の星座別ランキングみたいなものを

みかけますが、動きの早い月がどの星座に入ったかを太陽星座と

の角度(アスペクト)でおおざっぱにとらえたものです。

西洋占星術では、地球から遠い星ほど(地球からみて)動きが遅く、

ひとつの星座に長期滞在するので影響が大きいとみるのですが、

約2日で1星座を通過する月は、速い割にはメンタル面や体調に影

響を与えながら移動するので、重要視されています。


わたしたちが月を眺めるとき、それは真ん丸に満たされて輝いて

いることもあれば、欠けてうっすらとした円の一部しか見えないこ

ともあります。

月は自らの力で輝いているのではなく、太陽の光の当たり具合で

輝いているのです。


このような現象からわたしたちの集合意識が月に対して抱くイメー

ジは「受けとるもの、満足感・欠乏感」です。

古代の人々が心に抱く月の人物像は、

母、妻、幼児、女性全般です。


ホロスコープ(星図)で月が存在するハウスは、その人が絶えず感

じる欠乏感を表わす分野であり、他のどの分野が満たされても月

在るハウスが示すものが満たされないと、何か足りない感じがして

しまうのです。

逆に、他のことが何一つ満たされていなくても、月のハウスの分野

が好調なら、それを心のよりどころに生きていけるのです。


月が欠乏感や満足感を支配しているところから、西洋占星術で月を

読むときは、その人の感情やインナーチャイルドの本能的欲求を表

すものとしてとらえます。

インナーチャイルドの本能的欲求とは、安心感です。

月が満たされるとき感じることは、「喜び」や「至福」のように興奮に

沸き立つものではなく、不完全に思われていた自分が完全になった

安堵感です。

欠けてた月が丸い完全な月の形を表わしたときのような感覚です。


本来のわたしたちだったら、自分は何に欠乏感を感じ、何に安堵を

感じるか本能的にわかるはずでしたが、文明社会で生まれ育つと

本能は抑圧され価値観は統一され、みんな求めるものが同じにな

てしまったのです。

富、地位、パートナー、家庭、仲間・・・。

これが満たされるとほっとする、という感覚よりも、みんなにあって

わたしにはない、というものに欠乏感を覚えるようになってしまった

のです。


だから、こんな不思議な悩みもセッションに来た方から出てきます。

「別に異性が嫌いなわけじゃないけれど、恋愛とか、結婚とか、子供

をもつことに関心がいかないのです。わたしは、なにかブロックがあ

るのでしょうか?」

その方の場合、恋愛(5ハウス)、結婚(7ハウス)、家庭(4ハウス)に

星が全くないので、本来、それに強い興味が起きないはずで、星の

集結した天職(10ハウス)に取り組むうちに、自然に協力的なパート

ナーが現れ、信頼できるパートナーシップを形成できるストーリーが

読み取れました。

「もっとも欲しくて欠乏感を感じるのは、『わたしはこれをするために

生まれてきた!』と感じられる仕事でしょう?」とわたしが訊くと、

「子供のころから、それがずっと頭の片隅にありました」という答え

が返ってきたので、わたしはその人の月が入った10ハウスと何も

入っていない、5、7、4ハウスを指し示し、他の人と同じものを追い

求めなくても、自分がほんとうに求めてやまないことに集中すると、

出会うべき人にも、出来事にもちゃんと出会うからご心配なくと告げ

ました


月が発信する欠乏感に振り回されることなく、冷静見つめ、満たして

あげることに取り組めば、本来の自分に戻ったときの完成形がわか

ってきます。


今回は月星座別の安堵ポイントをあげてみました。

月星座がわからない方も思いあたるものがあれば、

それがあなたの月星座かもしれません。


牡羊座の月

自分のやり方で切り開く、道なき道の開拓。

ゼロからのスタート。停滞や動きの止まったものの打破。


牡牛座の月

美しいもの、質の良いものに触れ、観賞し、味わう。

豊かさや優雅さが安堵感につながる。


双子座の月

知的好奇心を満たす。興味に任せての情報収集。

アイディアの出し合いができる仲間。退屈さ・窮屈さからの脱出。


蟹座の月

気心の知れた人間関係。自分が居心地良く工夫した住環境。

健康的でおいしい家庭料理。


獅子座の月

華やかで、豪華で注目の集まる環境。ワクワクするような夢の展開。

自分が輝いたところをイメージさせるものならなんでも。


乙女座の月

すっきりと整理整頓された、清潔感のある住環境。

だれもが気持ちよ暮らせる(働ける)ためにつくられた秩序。


天秤座の月

バランスやハーモニーを感じられるの人間関係や環境。

対立や争いごとの終結。


蠍座の月

謎や秘密の解明。全体像の把握。

心から信頼できる人間関係。真実。本物。


射手座の月

1つに情熱を注げる目標。明るい見通し。

細かいことにうるさくない寛大な仲間。


山羊座の月

目に見える努力の成果。確実に目標に近づいているという実感。

機能的・効率的な仕事場あるいは住環境。


水瓶座の月

精神的にも時間的にも自由のある人間関係。発言・思考の自由。

意味のわからないルールの撤廃。


魚座の月

親密感の感じられる人間関係。

チームで心をひとつにして完成させる仕事、目標。


11天体シリーズの続き、水星の元型のお話は明後日に、

明日は「シンクロニシティ」の続きを予定しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。