- シンクロニシティ[増補改訂版]――未来をつくるリーダーシップ/ジョセフ・ジャウォースキー
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こんにちは、リブラです。
「シンクロニシティ」についてのお話第3回目です。
著者ジャウォースキー氏は、父親が引き受けたウォーターゲート事件
裁判の表と裏を間近で見守る立場に置かれ、アメリカの闇と光に
触れる機会を得るのですが、ビジネスチャンスの真っただ中にあっ
たため、経済的成功に全エネルギーを注いでしまいます。
そして、起きたことは20年連れ添った妻からの離婚宣告。
このときになって、著者は自分が追い求めていた「幸せ」がほんと
うの「幸せ」ではなかったことに気づき、自身の人生の意味を問う旅
に小さな一歩を踏み出しました。
ジャウォースキー氏は手始めに、何か難しい、不可能に見えることに
挑戦してみたくなりました。
妻子を離婚で失い仕事への熱意もなくなった彼は、まだ、ほんとうの
自分の人生を見つけていません。
しかし、いままでの自分の呪縛から自由にならなければいけない。
枠から出ないとこの先進んでいけないことを感じていたようでした。
ジャウォースキー氏はヨーロッパに旅行に出かけ、突然、フェラーリの
グランプリレースのピットに立ちたいという衝動に駆られます。
人脈を使いフェラーリ社にグランプリレースのチケットの問い合わせを
すると、20万人の観戦者のいるインフィールドのチケットしかないことが
わかり、ジャウォースキー氏は、これを最初の枠を超える挑戦としたの
でした。
このときの彼の行動は、見ず知らずの人にレインコートと傘を借りてみ
たり、記者を装ってプレスルームに侵入し、ちゃっかり記者用の通行証
を手に入れ、レース前のフェラーリが並ぶピットに立つという、行き当た
りばったりなのに描いたビジョンを達成するものでした。
そして、このとき、出会いのシンクロニシティも起きたのです。
レース当日、早朝の土砂降りで雨具を買うことも叶わず、著者は見ず
知らずの人に貸して欲しいと声をかけてしまいましたが、それを返しに
行ったとき、感動的な体験談を聞くことになるのです。
ジャウォスキー氏が雨具を借りた男性、マニー・ディーツ氏は第二次
世界大戦中、アメリカ空軍のパイロットでした。
イタリア沖で空中戦が行われたとき、マニーはイタリア機を撃墜した
のですが、イタリア人パイロットがパラシュートで脱出するのを見つけ
ました。
次にマニーが取った行動は、敵味方を超越したヒューマニズムに満ち
たものでした。
残りの燃料も少ないのに、イタリア人パイロットの救助機が到着するま
で旋回を続け、場所を知らせてあげたそうです。
そして、戦後、そのイタリア人パイロットはマニーの戦闘機番号だけを
たよりに、彼を探しだし再会を果たしました。
そのとき、イタリア人パイロットはイタリアで革製品工場をもっているこ
とを話し、アメリカにも販売支店を持ちたいが、仕事のパートナーになっ
てもらえないかと頼んだそうです。
以来、戦時中は敵同士であった2人は親友になり、ビジネスパートナー
になり、成功を収めているということでした。
このときには、すべての出来事、出会いが自然な流れに導いてくれる
サインと受け止められるようになった著者は、
「意識を変え、つながり合いこそが宇宙が成り立つ原理であると考え
られるようになる」準備としての出来事だったのだと、この話を自身
の中に位置づけます。
そして、ジャウォスキー氏は「愛するということ」について考えるように
なるのでした。
この続きは明後日に、明日は月の元型のお話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。