傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の第96日目「怒りは恩恵を隠している」

についてのお話です。


「怒りは、裁きや価値判断から生まれます。

怒りに注意してみると、ものごとにはすべてわたしたちの『選択』が

あることがわかります。

じつは怒りという自然な生理的反応が持続するのは、わずか4分半

ほどです。

つまりそれより長いのは、すべてわたしたちが自分で心に抱き、感

じることを選択しているのです。

あらゆる裁きや怒りには、すばらしい恩恵や奇跡的なことが起こる

機会が隠れています。

そこでだれかや自分を判断するかわりに、気づきを深める心をもて

ば、この機会を使って援助と愛を与えることができます。

いまの状況の中で喜びをもって、あなたが『恩恵』の通り道になるこ

とを選択できるのです。

あなたが恩恵を送り出すたびに、自らも自然に受けとるのです。

恨みのかわりに恩恵を選択するとき、わたしたちは変容と癒しを天

よりもたらす使者となることでしょう」とチャックはいっています。


キバリオンの照応の法則(投影の法則)によれば、わたしたちの目

の前に現れるモノ・人・出来事はすべてわたしたちの心の世界の

投影です。

無限に広がる宇宙のように、わたしたちの潜在意識は神秘的で思

考による理解が難しい世界です。

このなんだかわからない心の世界で起きていることが、五感で感じ

られる物質界に現象となって、リアルに感じられる形で現れるので

す。

心の世界で練られた物語を、セリフも結末も知らされないまま、演じ

せられているのも忘れて、自分の物語を生きているのがわたした

ち人間なのです。


だから、起きることはすべて必然(物語の設定に入っていますから)

で、わたしたちを喜ばせるもの、悲しませるもの、驚かせるもの、怒

らせるものは、すごく重要な意味をもつのです。


セリフもなく、筋も本人は忘れているわけですから、物語どおり演じ

せよう(行動させよう)としたら、喜怒哀楽を喚起させる出来事を用

意して誘導する方法しかありません。

特に本人がやりたがらないものを演じさせるときは、強く反応する出

来事が設定されます。


わたしの場合は、すぐ怒り出す父と、いつも自分の悩みで頭がいっぱ

いの母が毎日夫婦げんかを繰り広げる中で育ったので、人を信用し

たり、頼ったりできなくなる設定だったようです。

だから、親(人)のいうことを鵜呑みにしないという自分ができあがり

ました。(親を反面教師として利用する設定だったようです)


0歳児の双子と3歳児の子守りするのが、8歳のわたしの日課にな

てしまったので友だちと遊ぶこともできず、家の中で本を読むの

が唯一の楽しみになりました。

その本も、母がしつこい押し売りに負けて買わされた24巻の百科

事典だけで、それしか家の中にありません。(人からではなく、本か

ら情報を取る習慣をつけさせる設定だったのでしょう)


でも、その百科事典が自然ってすごいんだなあと感動させてくれた

のです。

アリの巣のしくみが書いてあるページを読んだのが、自然界の検証

の始まりでした。

アリの巣の近くの石をそっとはがして覗き見すると食料貯蔵室、幼

虫、卵、女王アリのいるところ、全部本に書いてあるとおりでした。

ロウソクの炎の色の違いと温度のことも、本を見ながら自分で触り

確かめました。

顕微鏡写真もたくさん載っていたので、肉眼で見える世界がすべて

じゃないんだ、ということもその本が教えてくれました。

そして本当に顕微鏡を覗いて確かめたくて、顕微鏡が欲しくなるの

です。(欲しいけれど得られないとき、どうするかの設定があったよう

です。)


そのときわたしは10歳で、もうすぐ11歳になろうとしていました。

そこで思いついたのです。

11歳の誕生日に貯金箱が欲しいと母にいおう、そして、その翌月

になったら、貯金箱に入れるお金が欲しいから月決めでお小遣い

をもらえるよう交渉をしよう。

母はそんなこととは知らず、プレゼントに空の貯金箱をくれました。

そして、翌月、月決めのお小遣いの交渉に出ると、想定どおり拒否

されました。

そこで、わたしが悪魔のように、子守も家事も仕事じゃないなら(報

をくれないなら)適当に手を抜いてやったりやらなかったりでいいっ

てこと?と詰め寄ると、1か月500円を毎月もらえるようになりまし

た。

そして10か月貯めて5000円になったとき、テレビの競馬中継の

画面に悪態をついている父を見つけるのです。

「買えないときに限って、予想が全部あたってやがる、畜生!」

わたしはすかさず「もしも、無利子で5000円を貸して予想が当たっ

たときは配当の半分を、はずれたときは翌月の給料から5000円

だけ返せばよかったとしたら、お父さんは借りる?」と訊きました。

すると父は二つ返事で「借りるよ」と答えたので、それから、数回

父に高利貸しをして、400倍のミクロの世界をいつでも好きなとき

覗ける顕微鏡を手に入れたのです。

(知恵を使えば、ほんとうに欲しいものは手に入れられることを学び

ました)


このときの経験のおかげで、高卒で就職を強要する父の目を盗ん

で、受験勉強して検査技師の学校に強引に進学してしまう、諦め

ない気質がわたしに備わりました。

手に入れられないと思った顕微鏡がちゃんと現実に手に入れられた

のだから、顕微鏡を使う仕事に就けないなんて無意味な筋書きは

ないはずだ、と自分の運命を信じたのです。

そして、それは現実化しました。


振り返ると、子守ばかりの小学生時代も、百科事典しかない家も、

知恵を使って交渉しないと無償で働かされる環境も、手に入りそう

もない高価なものが欲しくなってしまうことも、勉強することを妨害

する両親をもつことも、こどもとしては嫌な現象ばかりで怒りの素

です。

でも、その怒りに振り回されて自分を不幸(被害者)だと思い込

んでしまうとそこからはなにも生みだされません。

不自由な環境を改善することに欲求のエネルギーを注ぐと、

自分の努力だけでなく、見えない力も味方にまわり恩恵がもたら

されるのです。


怒りという強い反応を設定した裏側には、大きな恩恵につながる

気づきが隠されています。

怒りに飲まれると恩恵は隠されたままで、また怒りを誘う現象に

遭遇します。

怒りに気づいたら、恩恵を見つけるチャンスです!

そう思うと、怒りを誘った相手にいつまでも怒り続けていられない

ですよね。恩恵見つからなくなってしまいますから。


明日は12星座シリーズ天秤座のお話です。


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