- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。
今回は第93日目「すべての怒りは、信頼の欠如と過去の傷からくる」
についてお話したいと思います。
「わたしたちの心の奥ではこんなふうに思っています。
『この状況は、過去にも似たようなことがあった。
あのときわたしが傷ついたのとそっくりで、今度もまた傷つくだろう』と。
そこで怒るのです。
現在の状況を信頼していれば、怒りたい衝動に駆られても、心の中の
深い感情をただ認めてあげるだけです。
そして怖れや痛みは、癒しのほうに向かっていきます。
すると、その痛みについて相手にコミュニケーションすることができ、
怒るよりもずっと大きな結果をもたらすことになります。
怒りによって前線では勝ったとしても、その戦争自体は負けになります。
怒ると、その状況をいっそう強化させ、ますますとらわれてしまうから
です。
いまの状況は、過去とは違うということを認識しましょう。
あなたが傷つきそうに思えても、それは古い過去の感情や、慢性的な
自分のパターンに直面するチャンスなのです」とチャックはいっていま
す。
「この状況は、過去にも似たようなことがあった。あのときわたしが傷
ついたのとそっくりで、今度もまた傷つくだろう」
わたしたちの身体の防衛機構―免疫システムにおしゃべりさせたら、
毎日こんなセリフをつぶやいていると思います。
病気に罹り大量の菌やらウイルスが身体に侵入したとき、今度また
入って来たらただじゃおかないぞと、抗体(免疫)を作って備えるの
です。
最初に感染したときよりも再度同じものが侵入したときの反応が強く、
抗体価も増強されるので、ブースター効果(追加免疫効果)としてワク
チンに利用されたりする効果があるのです。
キバリオンの照応の法則は「上のごとく下も」といって、宇宙の、自然
界の法則がわたしたちの身体(小宇宙)にもあり、その法則がどこま
でも森羅万象を貫いて投影されるといいます。
免疫 システムと同じものが心の防衛機構として働いているとしたら、
花粉症や脱毛症のような免疫システムによる困った現象も起こりうる
ということです。
花粉症は寄生虫をやっつけるための抗体(IgE)が、なぜか花粉を寄
生虫と勘違いして、花粉が体内に侵入する度意味のない戦いをし、
くしゃみや鼻水でわたしたちを苦しめます。
「怒り」は花粉症と似ているなあ、とわたしは思います。
無益で苦しみの多い戦いにわたしたちを駆り立てるからです。
過去の傷ついた記憶と同じような場面に遭遇したとき、たとえば、
家族の中で特別視されているきょうだいといつも比較されて育った
人が、大人になって職場でだれかと比較されていると思うと、過去
の怒りと現在の怒りのダブルで感情をかき乱されるでしょう。
そして、それが人に向かってぶつけられたときは、なんでこれほど
怒っているのだろう、と傍からみられてしまいます。
過去の怒りは現在の怒りを誘った人とは無関係なのです。
過去のような嫌な目に二度と会はないために、勝手に心の防衛機
構が敵とみなし、怒りを発動させてしまったに過ぎないのです。
長年連れ添ったパートナーがけんかをするときも、怒りの燃料にな
ってしまうのが過去の怒りの記憶です。
過去の怒りを燃料にして現在の問題の怒りを表現するのは、人間
関係を壊すだけで、なんの解決につながりません。
無益な争いにお互いが疲弊するだけです。
「怒り」を感じたら、「これと同じ感情をもった記憶はいつだろうか?」
と遡ってください。
だれかのせいにしてしまうと怒りの矛先がそこに行ってしまい、探索
不可能になります。
だれのせいか?ではなく、何に幼い自分は傷ついたのか?
必死にひとりで戦っている幼い自分は、どんな「怒り」をもっているの
か?そこを突き止めてあげてください。
「怒り」を他人に向けてしまうと、探索のチャンスは失われます。
どんな「怒り」をインナーチャイルドが抱えているかがわかれば、あな
たは「怒り」の感情から自由になれます。
この続き第94日目のお話は明後日に、明日は12星座シリーズの
蟹座のお話を予定しています。
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