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こんにちは、リブラです。
今回は「あなたが宇宙のパワーを~」の第2章「わたしは誰?」に
ついてお話しようと思います。
チョプラ博士はこの章の始まりで、ヴェーダンタ(インド哲学)でいわれ
ている「人間が苦しむ5つの理由」をあげています。
1つ目は、自分が誰だかわからないこと。
2つ目は、自分をエゴが作り出すセルフイメージと同一視すること。
3つ目は、永遠でないものにしがみついていること。
4つ目は、永遠でないものに怖れ脅えること。
5つ目は、死に対する怖れ。
チョプラ博士はこの5つのうち、最初の「自分が誰だかわからないこと」
ことこそが残り4つの苦しみを生みだしているといっています。
「自分が誰だかわからない」からエゴの作り出すセルフイメージを自分
だと思い込んでしまのです。
その結果、セルフイメージが良好なときは自分に自信をもち、セルフ
イメージが低下したときは自分を無価値な人と思い込んでしまったり
するのです。
「自分が誰だかわからない」から良好なセルフイメージの引き寄せた事
象に執着するのです。
ほんとうの自分がわかっていたら、相応しいときに相応しい人と出会い、
相応しい環境が与えられると信頼できるので、得られたものを手放すの
にためらいがありません。
ほんとうの自分に適したものだけを側に置き、適合しないものはもっと
相応しいところへ解放してあげられるのです。
これができれば、物や関係に執着して自由を束縛されることもありま
せん。
「自分が誰だかわからない」から低いセルフイメージ(ダメージを受けた
被害者人格)を自分だと思い込み、低いセルフイメージに相応しいよう
な扱いを受けたり、ネガティブな事象を引き寄せてしまいます。
その結果、人生は厳しく悲惨でつねに何かに小突き回される運命に
あると、まだ見ぬ未来を悲観するのです。
ほんとうの自分がわかっていたら、不幸な出来事はネガティブな事象を
引き寄せるセルフイメージを改めるためのサインと気づき、さらなる成
長・変容の動機に変えていくことでしょう。
「自分が誰だかわからない」から、自分のすべては肉体(物理的に存
在する自分)にあると思い込んでしまいます。
人間の細胞にはテロメアDNAという配列があり、細胞分裂をするごとに
分断され、短くなっていくしくみがあります。
50回ぐらい細胞分裂をするとテロメアが尽きて、細胞分裂に終止符が
打たれるわけです。
生物学ではテロメアの短縮=細胞の老化といわれています。
したがって、人の寿命の制限=テロメアの長さということになります。
人間の肉体に生まれたら、やがて寿命がきて死を迎えることは避けら
れません。
時が来たら誰でも等しく訪れる「死」に、生きているうちから怯えるのは
「死んだら自分は消滅してしまう」と考えるからです。
「魂存在」こそほんとうの自分なのに、それを宿している肉体の方を自
分のすべてだと思うから、「死」が怖いのです。
ほんとうの自分がわかっていたら、「死」は1つの人生の終わりで、次
のサイクルの始まりであるとらえます。
永遠の存在が迎えた1つの転生の終わりであり、区切りとします。
その区切りを怖れて、生あるうちの貴重な時間を怯えて過ごすのは
なんとももったいないことと感じるでしょう。
チョプラ博士は肉体すら宇宙が原料となり、リサイクルされた土、水、
空気でできているではないか、といいます。
木も月も同じ宇宙の原料でつくられているのに、なぜ、あなたはあなた
の肉体をあなただと思うのでしょうと問いかけます。
今日は自然な状態のあなたが「どんなものが好き」で、「どんなものが
嫌い」で、「何が得意」で、「何が苦手」か思いを巡らしてみましょう。
気になる人のすべてを知りたいと思ったときの情熱を、自分自身に向
けて考えてみてください。
「自分は誰か」を知るための第1歩です。
次回もこの続き「意識はどこにあるか?」についてお話する予定です。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。