傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の第69日目、

「どんな主導権争いも、過去に傷ついたところを思い出す機会」

についてお話したいと思います。


「あなたがだれかと主導権争いをするのは、過去に傷ついたところを、

もう二度と傷つくまいと守ろうとしているのです。

いまの状況で相手が演じて見せてくれているのは、あなたの一部です。

それは傷ついたり苦しんだ原因だと思って、あなたが失い、防衛の壁

を築きあげたあなた自身の一部なのです。

いま起こっていることは、昔の傷を思い出すための引き金であり、それを

癒すための機会です」とチャックはいっています。


こどものとき友達の家に遊びに行って、自宅では禁止されていることが

他所では禁止ではなくて、驚いたことはありませんか?


わたしの家では、食べものを残すことや、「嫌い」や「苦手」を主張する

こと自体が禁止事項でした。


具合が悪くて食べたくないとき無理して食べて吐いてしまったら、吐い

たものが入っている洗面器の中に、何度も顔を叩きつけられ、「食べろ」

いわれたこともありました。(父はわたしが嫌いなものが食べたくなくて

わざと吐いたと誤解したらしく、しつけのためにこんな行動をしたようで

した。)


親が「しつけ」だと思ってしたことも、こどもにとったらそこで生き残って

いくために必死で覚える恐怖のルールだったりします。

幼いとき怒られたり、ぶたれたりする「怖い」記憶とともに身についたル

ールは「親のルール」であって、他所では通用しないことがわからない

まま大人になってしまうこともあります。


そして、違う家庭で育ったもの同士がいっしょに生活を始めたときに、

お互いの守ってきたルールのぶつかり合いが起きてしまうのです。


長らくそれが正しいと信じてきたもの(生き残っていくために身に着け

た習慣)をめぐって、お互いを責め始めるとパートナーシップに亀裂を

生じます。


パートナーとの「主導権争い」において、「正しさ」は相手を責める武器

にはなっても、解決に導く要因にはなりません。


パートナーが頑なに自分の「正しさ」を主張し、合わせること強いる

場合は、それがあなたとパートナーの隔てる見えない壁で、その壁を

築き上げるために(その信念・習慣を身に着けるために)、相手がたく

さんの犠牲を払ってきたことを思いやってください。


パートナーはあなたにもその壁の中に入ってもらわないと、ふたりが

永遠に隔たったままのように感じるから、合わせることを強いるのです。


あなたまでパートナーの信念・習慣の虜になる必要はないのですが、

パートナーがもっている譲れないルールを知って理解してあげること

は「主導権争い」の解決、パートナーシップの信頼回復につながります。


「主導権争い」でテーマになることは、相手の「譲れないルール」が満載

なので、パートナーのトラウマ、古傷を理解する絶好のチャンスとなりま

す。


そして、すべてはあなたの心の世界の投影です。

「主導権争い」で目の前のパートナーに勝つこと(あるいは逃げること)

ばかりに気持ちがいってしまっていたら、視点を全体を眺める位置に

戻しましょう。



「主導権争い」でパートナーに勝っても、逃げても何も得るものがない

ことに気づくはずです。

ふたりにとって大切なことは、最強のパートナーシップを育てて、いっしょ

に前に進むことです。



「主導権争い」はお互いの信念・習慣・価値観・ルールを理解し合うため

に、お互いが失ってしまったことを統合するために、引き寄せられた事象

なのです。


次回はこの続き「傷つくならば~」の第70日目のお話を予定しています。


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