- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。
今回は「傷つくならば~」の第52日目、
「依存とは、過去に満たされなかった欲求をいま満たそうとする試み」について、お話したいと思います。
「『依存』とは、過去に満たされなかった欲求を埋め合わせるために、何かを奪おうとすることです。
でも、それは古い昔の要求なので、いまの状況で完全に満たされることはありません。
古い自分の要求に気づいて受け入れることによってのみ、過去を許し、解放することができます。
依存から抜け出して前に進むためには、過去を手放し、現在のそうした欲求を手放すことです」とチャックはいっています。
家族と一緒に住んでいたころ、母は夕食後に必ずお菓子を出して食べ始める習慣がありました。
わたしは臨床検査技師学校の学生になると黙って見ていられず、「食後30分経つと血糖が上がって満腹感が出るはずだから、少し待ってからお菓子にしたら?そうでないと食べ過ぎて、いまに糖尿病になってしまうよ」と警告しました。
(後に、ほんとうに糖尿病になってしまいました。)
母は「わたしのこども時代はずっと甘いものに飢えていたのだから、食べたいものぐらい、好きにさせてちょうだい。これは、わたしの1日のご褒美なの。」といって、食べ続けていました。
アルコール、たばこ、ギャンブル、買い物・・・、人が中毒になるものは様々あります。
最初はちょっとした安息や気分転換のために始まった習慣が、やがて「依存」という状態をつくり、1日のメインイベントの座を占めるようになってしまうのです。
「依存」しているものを自分に与えて満たされるのはほんの一瞬で、あとはずっとそれを求めて飢えている状態になります。
「依存」が自由を奪うのです。
自分で自分の首をしめている状態を作りだしてしまうのです。
人を「依存」に駆り立てるのは、エゴのお家芸です。
過去の枠に押し込め、前に進ませないワナなのです。
わたしの母が甘いものを「ご褒美」という理由を訊いてみると、はしかで高熱が続いたとき、母の父親が病気と闘っている「ご褒美」だといって蜂蜜を1ビン与えた、という思い出話が返ってきました。
きょうだいの多かった母にしてみれば、自分だけが特別扱いされ、当時貴重品だった蜂蜜がまるごと1ビンもらえたのは大きな満足=父親の愛を感じた記憶だったのでしょう。
ほんとうに欲しいものは「人から愛されている感覚」で、甘いものではなかったはずなのに、エゴは満足したかつての記憶をエサに惑わせるのです。
人が「依存」にハマるときは、現実での不満が極限に来ているときです。
不満な現実を変える決断ができないとき、エゴのそそのかしに乗って、かつて満足を与えてくれた記憶のなかに逃避してしまうのです。
もう「依存」に自由を奪われるのはたくさんだと感じたら、かつて満足を与えた記憶と決別し、過去の延長ではない現実を一歩踏み出してみてください。
自分に自由を取り戻すのも、奪うのも、あなたの決断にかかっています。
ほんとうの「至福」はその決断の向こうに存在しています。
今日はあなたが「これがないと、人生の喜びがない」と感じるものについて考えてください。
それはあなたの過去に、どんな満足感を与えた記憶として残っていますか?
あなたの人生最大の喜びが、その記憶の満足感で終わってしまうことに不満はないですか?
もっと大きな普遍的な満足を得るには、「依存」しているものを手放さなければなりません。
あなたは、それを手放しますか?それとも、まだ、しがみついてそこに止まり続けますか?
次回はこの続き、第53日目「あらゆる問題は、新たな一歩を踏み出すことへの怖れから生じる」についてお話する予定です。
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