- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
こんにちは、リブラです。
今回は「傷つくならば~」の第36日目、
「期待するほどに、ストレスはたまるもの」についてお話したいと思います。
「ストレスはたいてい生活の忙しさが原因です。
でも、どんなにそれをこなそうと頑張っても、大きな期待を抱えるほど、ストレスだらけになります。
期待とは、要求の一種です。
要求は欠乏感からやってきます。
状況や自分自身をコントロールして、必要性を満たそうとするのです。
『期待』のかわりに『目標』を設定しましょう。
期待しているものに近づくほど達成に抵抗を感じますが、目標は近づくほどそこに強くひきつけられるのです」とチャックはいっています。
月を眺めるとき、もうちょっとで満月になるような形をしていると、欠けた分の形を想像で埋めて真ん丸な形をイメージすることはありませんか?
わたしたちの大脳は過去の情報から推測して、未完了のものを完成した形に予測する機能があります。
無意識に完成形を求めて、不完全なものを完全にしようという本能をもっているのです。
これは「成長したい、進化したい」という欲求の表われです。
『期待』すると、この欲求が不健康な形で働いてしまうのです。
『期待』が描くイメージは過去の経験から作られています。
でも、わたしたちは日々、未来に立ち向かっているのです。
『期待』することは、過去情報に基づく完成形に、日々成長する自分を押し込める行為なのです。
だから期待通りの結果になっても満足しないし、
(成長していないから)
期待に沿うための努力はストレスになり、
(未来に向かうのに過去に縛られるから)
期待するもの近づくにつれ、抵抗を感じるのです。
(過去の繰り返しから出られなくなっているのに気づくから)
「期待」のイメージは過去の自分の完成形としましょう。
「期待」通りにならなかったときは、過去情報が通用しない領域に踏み込んだ自分に気づきましょう。
それは失敗ではないのです。
未来の完成形を形づくるための貴重な情報です。
「失敗は成功のもと」といいますから。
今日は「期待」通りになっていない現実について考えてみましょう。
「期待」通りにできていない自分を責めてませんか?
責めていたら、「期待」を手放して自由にしてあげましょう。
そして、「期待」通りにならない未知の領域に向けて作戦をたてましょう。
これが「目標」と呼ばれるものです。
「作戦」は失敗するにつれ、工夫され、洗練され、効果を上げていきます。
「作戦=目標」を達成したあなたは、未来の完成形を得られた満足を感じることでしょう。
次回はこの続き第37日目「期待とは時限爆弾を抱えているようなもの」についてお話する予定です。
わたしのサロン、リブラライブラリーでは「あなたの心の地図」をホロスコープを使って解説します。
未知の領域に歩いていくとき、「あなたの心の地図」はきっと力強い人生のナビゲーターになってくれます。
くわしくはこちら をご覧ください。
リブラが取材協力をした、立見千香さんの最新刊です!
- 強運ガール!/立見千香/リンダパブリッシャーズ【もれなくクーポンプレゼント・読書家キャンペーン...
- ¥600
- 楽天
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。