傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。


今回は「傷つくならば~」の第36日目、

「期待するほどに、ストレスはたまるもの」についてお話したいと思います。


「ストレスはたいてい生活の忙しさが原因です。

でも、どんなにそれをこなそうと頑張っても、大きな期待を抱えるほど、ストレスだらけになります。


期待とは、要求の一種です。

要求は欠乏感からやってきます。

状況や自分自身をコントロールして、必要性を満たそうとするのです。


『期待』のかわりに『目標』を設定しましょう。

期待しているものに近づくほど達成に抵抗を感じますが、目標は近づくほどそこに強くひきつけられるのです」とチャックはいっています。



月を眺めるとき、もうちょっとで満月になるような形をしていると、欠けた分の形を想像で埋めて真ん丸な形をイメージすることはありませんか?


わたしたちの大脳は過去の情報から推測して、未完了のものを完成した形に予測する機能があります。


無意識に完成形を求めて、不完全なものを完全にしようという本能をもっているのです。


これは「成長したい、進化したい」という欲求の表われです。


『期待』すると、この欲求が不健康な形で働いてしまうのです。


『期待』が描くイメージは過去の経験から作られています。

でも、わたしたちは日々、未来に立ち向かっているのです。


『期待』することは、過去情報に基づく完成形に、日々成長する自分を押し込める行為なのです。


だから期待通りの結果になっても満足しないし、

成長していないから


期待に沿うための努力はストレスになり、

未来に向かうのに過去に縛られるから


期待するもの近づくにつれ、抵抗を感じるのです。

去の繰り返しから出られなくなっているのに気づくから


「期待」のイメージは過去の自分の完成形としましょう。


「期待」通りにならなかったときは、過去情報が通用しない領域に踏み込んだ自分に気づきましょう。


それは失敗ではないのです。


未来の完成形を形づくるための貴重な情報です。


「失敗は成功のもと」といいますから。


今日は「期待」通りになっていない現実について考えてみましょう。


「期待」通りにできていない自分を責めてませんか?


責めていたら、「期待」を手放して自由にしてあげましょう。


そして、「期待」通りにならない未知の領域に向けて作戦をたてましょう。

これが「目標」と呼ばれるものです。


「作戦」は失敗するにつれ、工夫され、洗練され、効果を上げていきます。

「作戦=目標」を達成したあなたは、未来の完成形を得られた満足を感じることでしょう。


次回はこの続き第37日目「期待とは時限爆弾を抱えているようなもの」についてお話する予定です。


わたしのサロン、リブラライブラリーでは「あなたの心の地図」をホロスコープを使って解説します。

未知の領域に歩いていくとき、「あなたの心の地図」はきっと力強い人生のナビゲーターになってくれます。

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