傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。


今回は「傷つくならば~」の第31日目「セクシャリティーというギフト」についてお話したいと思います。


「セックスの本質はコミュニケーションです。セックスはお互いの主導権争いを乗り越えてパートナーとつながる手段であり、すばらしい癒しをもたらし、真のパートナーシップをもたらします。

それは感情的な体験であり、スピリチュアルな体験です。

愛するパートナーとできうる限り深くつながり、その人の本来の姿を最大限に知るということです。

あなたは愛し合うなかでパートナーから十分に受け取り、与え、それを楽しむことができます」とチャックはいっています。


女性たちは食事をしているとき、とびりきり美味しいものに出会うと「しあわせ!」という言葉を発します。

これは、ウソでも、大げさな表現でもなく、口のなかの美味しい味わいが幸福感になり、全身に広がっていく様子をそのまま表現した言葉なのです。


男性が食事をしていて「これ最高!」とか「やばい!」とかいうのは聞いても、「しあわせ!」というのは聞いたことがありません。

たぶん、口のなかの幸福感は口のなかだけで終わってしまうのではないかと思われます。(わたしは男性ではないので想像に域を出ませんが。)


同じヒト科でありながら身体の構造が違うので、男女では幸福感の感じ方にかなり違いがあるようです。


ヒトの脳にはセクシャリティーの動機を起こす中枢(第1中枢)と、セクシャリティーの行動をとらせる中枢(第2中枢)の2つがあります。


第1中枢は男女とも同じ位置にありますが、男性は女性の2倍の大きさがあるそうです。(男性のほうがセクシャリティーの動機が強いようです。)


第2中枢は、男性のは摂食中枢(飢えを感じる中枢)の側、女性のは満腹中枢(食欲が満たされるのを感じる中枢)の側にあります。(花より団子は女性にのみ通用することわざなのかもしれません。)


この構造からわかることは、男性はセクシャリティーへの関心が女性より強く、飢えや生命の危機を感じたときのほうが行動に出やすいということ、女性は食に満たされるような安心感、安定感を感じていないとセクシャリティーへの行動はとりたがらない、ということです。


自身の存在が消えてなくなってしまう前に種の保存をしておく側と、その種を存続させるために生み育てる側の違いが、自然の摂理としてあるのです。


男性は飢えや危機感がセクシャリティーを高め、女性は安心感がセクシャリティーを高めるということに気づいていないと、せっかくの親密なコミュニケーションの機会を存分に楽しむことができないかもしれません。


でも、これはあくまで人間の動物としての側面の性質です。

人間は肉体とそこに宿る魂をもった存在です。

だから、セクシャリティーにも動物以上のスピリチュアルなギフトがあります。


源(ソースエナジー)が自己の多様性の探求のために宇宙の隅々まで飛び散ったときから、わたしたちの魂は分離を体験することになりました。


ほんとうは源(ソースエナジー)と切り離されているわけではないのですが、分離をとことん体験するために、つながっているのを忘れることにしたのです。


ところがその分離体験の真っただ中で、同質のハーモニクスを感じ引き寄せ合った魂が共鳴すると、分離の前状態を思い出すことができるのです。


男性と女性という極性に分かれてしまったわたしたちが両極を融合させるとき、個である人間は死に、源(ソースエナジー)と同質な完全な存在だったと知ることができると古代の叡智は伝えています。


セクシャリティーは、スピリチュアルな存在としてふたつの魂が交流するためのギフトなのです。


今日は自身の女性性や男性性を表現するのに、抑圧を感じていないか考えてみてください。

セクシャリティーを表現すること、感じることにストップをかけている存在があなたのなかにいないか観察してください。

その存在が、あなたを裁いたり、パートナーとのセクシャルな交流の邪魔をします。

セクシャリティーは源(ソースエナジー)からの神聖な贈り物であり、あなたのなかで眠るギフト(才能)です。


次回はこの続き第32日目「退屈を癒すには、感情をさらけ出すという冒険をすること」についてお話する予定です。


わたしのサロン、リブラライブラリーでは本来のあなた(魂)の望む人生をホロスコープより読み解きます。

くわしくはこちら をご覧ください。


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