- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。
今回は「傷つくならば~」の第23日目、
「許せなかった両親の行動を、今度はあなたがするようになる」についてお話しようと思います。
「わたしたちが両親を批判したときに、心の奥深いところでは自分を批判したのです。
するとわたしたちは、次のどちらかの反応をします。
ひとつは、両親のふるまいと同じように自分も行動して、両親がなぜそうしたふるまいに、もともと駆りたてられたのか理解しようとします。
もうひとつは、両親のふるまいを償うために、まったく逆の行動をとります。
両親に対する批判から、それに対抗する犠牲的な役割を生き、大人になってからは自分の子供やパートナーの犠牲になります。
そして、皮肉にも、両親を拒絶したその部分に自分もまた、とらわれてしまうのです」とチャックはいっています。
両親と自分自身の関係に対する問題は、もっとも根深く、根源的な問題です。
この問題が解消しただけで、人生が暗闇からバラ色に変わってしまいます。
逆をいうならこの問題にとらわれている限り、バラ色の人生を望めないということです。
生まれてから10歳以内ぐらいで起きたつらい出来事が、トラウマ(心の傷)となってその後の生き方、考え方に大きく影響を与えるので、この期間の人生の登場人物(両親あるいは保護者)の影響は避けられないのです。
エゴがいろんなことを囁き、人とのつながりに水を差したり、依存させたりするのも、生まれたときから10年くらいまでの経験が基になっています。
自然界でも、鳥は、生まれて初め見たものを真似る行動をとるようにプログラムされています。
哺乳類の動物も親がやっていた子育てと同じようにするので、人工飼育で育った類人猿などは育児放棄させないために、子育てをしている風景をビデオで見せて育児教育している動物園もありました。
わたしたちは、両親から遺伝子をもらっただけではなく、絶大な影響を望むと望まざるにかかわらず受けてしまっているのです。
わたしも自分のことを振り返ると、両親から影響受けた部分がほとんどで、まったく両親の影響がないところを探そうとしても思いつかないくらいです。
わたしだけでなくふたりの妹と弟も性格や考え方、好みなど両親と対応してないところを探すほうが難しいです。
わたしとふたりの妹にとって両親は、完全な反面教師だったので両親に似ているところはなく、弟は自分で選択したのになぜか父と同じ建設業に従事し、性格は母とよく似てます。
わたしとふたりの妹にとっては、自分をこの世に創りだしてくれた両親を愛せない罪悪感(一緒に暮らしていたころは、この世でもっとも嫌いな人たちでした。)と、両親が与えてくれない真反対の要素を自力で埋めていく作業が、両親の影響で人生にもたらされました。
弟は母とそっくりななんでもネガティブにものをとらえる考え方や、昔の父と同じ時代遅れな男尊女卑の幻想から抜けられず、人間関係の苦しみのプロセスを辿っているようです。
子供のころは、なんでこんな両親の下に生まれちゃったのかなと思いました。
家のなかにいるとウソと暴力と無秩序が横行していたので、なにが正しくて、なにを信じて良いのかわからない状態でした。
9歳のとき、3週間病院に入院して両親と会わない生活が天国のように感じられました。
「子供に人権はない。食わせてもらっている奴は、親に殺されたって文句はいえないんだ」という父や、「なんでもお父さんが正しい」と「この家で起こる悪いことはすべてお父さんのせい。わたしの不幸はあの人と結婚してから始まった」と真反対のことを当たり前のように繰り返しいっている母から離れたとき、自分の両親がいっていることがおかしいから、もう、それに振り回されるのはご免だと見切りをつけました。
30代に入って自分のトラウマと本気で対峙したとき、「両親と真逆な人間になろう!」とスローガンを掲げて生きてきたことが、すべて自分の能力開発に役立っていたことに気づきました。
これは、トラウマの発生させるネガティブな感情にとらわれていたら気づけないことでした。
「ちゃんとわたしの魂はそこまで考えてわたしの両親を選び、わたしの両親は忠実にその役目を果たしてくれたから、いまのわたしは在る」そこに気がつくと
許せないどころか、感謝の念のほうが強くなりました。
両親も子供を育てていた時代は自身と闘うプロセスにあったのです。
そう考えるといっしょに悲喜劇を演じた舞台俳優の一座、あるいは魂同士でこんな配役でやろうと申し合わせたソウルメイトのように感じます。
トラウマの引き金になった出来事を許すのは、むずかしいかもしれません。
でも、そこに感情がとらわれてしまうと、もっと大きな流れを見落としてしまいます。あなたが受け取れる才能も見失います。
たとえ、親の影響を自分のなかに見出せなかったとしても、両親が生きてきた軌跡をみることで、自分の遺伝子がどんなチャレンジに向き、不向きがあるか参考にできると思います。
それだけでも、感謝に値すると思いませんか?
今日は、あなたの長所と短所を書きだしてみてください。
そこに、両親の影響を探してみてください。
長所に影響をみつけたら親に感謝しましょう。
短所に影響をみつけたら、親の代では成し得なかった遺伝子のチャレンジが課されています。
そこを超えられたら、あなたは親を超えたことになります。
次回はこの続き第24日目「だれかを恨んでいるなら、自分のほうから謝ろう」についてお話する予定です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。