傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。


今回は「傷つくならば~」の第10日目、

「つながりを認めると、愛と許しと至福がもたらされる」についてお話したいと思います。


「わたしたちが人との間に絆の存在を認めたとき、その絆はそこで新たにつくりあげられたものではありません。

それは、もうすでにそこに存在していて、ただそれに気づいただけなのです。

人と自分が隔てられているという幻想を突き抜けてしまうと、その先でつながりあっているのが感じられます。

『内なる源』を感じ、それによってわたしたちは元気づけられ、支えられるのです。

逆に、隔たり合っているという誤った認識に固執してしまうと、大きな痛みを味わうような状況をつくりだしてしまうのです。

自分が最初に痛みという認識をもったときに戻り、そこですべての人と再びつながることができたとき、癒しが生まれます。

そのつながりのなかで、あなたは愛を経験し、自ら進んで与えること、つまり許しを経験することができるのです。」とチャックはいっています。


ベトナム戦争帰還兵の薬物依存治療の支援に携わった、チャックの実感のこもった言葉だと思います。


わたしも、精神科に勤務していたとき「人とのつなながり」が起こす奇跡と、それを失った人の悲劇を何度も目の当たりにしました。


心の底からつながりが持てる関係(共依存ではない信頼関係)がたった1つでもあれば、人はその命綱(人とのつながり)を信じることで地獄の底から這い上がってくることができるのです。


人とのつながりを断ち切って「自分はだれともつながっていない」(だれも愛せない、だれも信じられない)状態になると、生きる希望を見失います。


人が「だれともつながっていない分離感」を抱えたまま生きるには、この世はあまりにも過酷です。

アルコールや薬物に依存していく人は、意志が弱いからそれに手を出してしまうのではなく、「だれともつながっていない分離感」から解放されたいけれど、人とつながることに怖れがあり、つながりによる解決を望まない人たちなのだと思います。


無神論者で目に見えるもの触れられるものしか信じないが、人間は実体だからそのつながりは信じるという人たちはこの世界で何の祟りもありません。


スピリチュアルな実体を持たない存在とはつながれるけれど、人間はだれひとり信じられないという人がいるとしたら、その人はこの世界すべてとたったひとりで戦わねばならず、人類教(集合無意識)からの祟りを一身に受ける覚悟が必要となるでしょう。

勝算の全くない戦いを無意味に挑んでいるようなものです。


なぜなら、人類すべての潜在意識が結集した集合無意識は、源(神、創造主、ソースエナジー、サムシング・グレイト、全体性などと呼ばれるもの)と直結しているからです。


集合無意識は個で存在している人間と源(神、全体性)とをつなぐパイプなのです。

神は人類の潜在意識が結集したところに降臨するのです。

だからひとりの人の願いより、たくさんの人が心をひとつにして願うほうが叶えられるのです。


わたしたちの心からのつながりは、神を召喚する力、奇跡を生み出す力持っているのです。


その最小単位が、パートナーシップであり家族のグループシップです。

毎日、顔を合わせる関係にある人々は、源(神)とつながる窓口なのです。


わたしたちにとって「人とのつながり」は生命力を供給するパイプなのに、その栄養血管を遮断してしまおうとする、「分離」の考えを持つのはなぜなのでしょうか?


それは、過去に経験した心の痛みです。最初に感じた心の痛みです。

ハートでつながろうとして(じつは愛なる意図からではなく、愛の飢えからのニーズを混ぜてしまい)、拒まれたときの痛みです。


その痛みと自己を一体化させてしまうと、エゴが力を得て「どうせ助けを求めたって、だれもわたしの存在なんか見向きもしない。求めるだけ傷が広がって苦痛なだけだ」と主張するのです。


今日はその痛みを訴えている存在、自身の潜在意識下で人との信頼関係を拒んでいる存在に会いに行ってあげましょう。


その存在はあなたが怖れを持つほど不気味な存在ではありません。

小さくて、か弱くて、純粋で、心を閉ざすことも知らなくて、全身で愛(人とのつながり)を感じようと両手両足を広げて、ワクワクしながら待っていた存在でした。

でも、愛とは感じられないものを受け取ってしまい、心をオープンにするのをやめたのです。

そのときのハートの痛みで大声で泣き叫ぶため、潜在意識の開かずの部屋に閉じ込められ、忘れ去られてしまったのです。


その部屋を開けて会いに行ってあげられるのは、あなただけです。

その存在が心待ちにしていたのは、あなたとのつながりです。

あなたとのつながりが、ハートの傷を癒し、その存在を元の純粋で人の愛を信じる天使のような存在に戻すのです。


真っ暗な部屋で泣き叫んでいるあかちゃんをイメージしてください。

あなたはその部屋に光を入れ、抱き上げて「もう、ひとりじゃないよ」と声をかけてあげてください。


あなたのかけた声に反応して、小さくなっていく泣き声、表情の変化、腕に感じる重み、ぬくもりを感じてください。


あなたがそのあかちゃんを可愛いなと思うと、その思いが伝わってあかちゃんの泣き声は完全に止んで、今度はキャッ、キャッという笑いに転じます。


あかちゃんの笑っている瞳とアイコンタクトすると、その笑いがあなたに伝染します。


そうです、あなたとその小さな天使はひとつなのです。

あなたとの信頼がその子を天使にも悪魔にも変えてしまうのです。


心の痛みはだれかがあなたを傷つけるからではありません。

その子が不安を感じて、あなたとのつながりを求めているサインなのです。


サインを感じたら会いにいって、笑顔を取り戻してあげましょうね。


次回はこの続き第11日目「傷ついたのは、罪悪感でだれかを支配しようとしたから」についてお話する予定です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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