こんにちは、リブラです。
今回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説です。
レッスン14 プレゼンスを得る
前回のおさらい
・物理的な現実には、この世界から(物質化されたコマの中から)アクセスできる。
・未来には、向こう側のみ(映像のある所からのみ)アクセスできる。
・映画の登場人物のように、あなたはこの現実で存在することを運命づけられている。
・台本を避けることはできないが、目を覚まして別の台本を始めることは可能である。
・映画を取り替えることはできる。
でも、そのためには役を演じ続けて、自分のプレゼンスを隠す必要がある。
タフティ語録
映画;わたしたちが「現実」と呼んでいるもの。台本に従い登場人物も物事も展開する人生ライン。
台本;「自己認識」ができない人(眠りこけている人=内部か外部のどちらか一方のスクリーンに意識を向けっぱなしの人)を所有し、コントロールをする映画のシナリオ。
気づきの中心点に入るために問いかける言葉;
「自分はどこにいるの?」
「何をしているの?」
「意識はどこに向いているの?」
内部センター;額に位置し、日常生活で使うすべての機能と意図を司る。
外部センター;肩甲骨の間にあり、背中から少し離れた空間。「意図の三つ編み」の先端に当たる場所。未来のコマを動かす所。魂の純粋な意図を司る。
意図の三つ編み;不可視のエネルギーが三つ編みになったもの。
先端は背骨から突き出るように斜めになっている。
幻肢感覚のように感じることができる。
コマ照射メソッド;「意図の三つ編み」を起動して未来の1コマに光を当てる方法。
メタパワー;現実の反対側から作用する非物質的な力。
鏡の向こう側(非物質的な世界)から、鏡の世界(物質世界)に作用する力。
仮想マネキン;マネキン(自己認識もなく映画の台本通りに役をこなす登場人物)のフリをして登場人物になりすます、自己認識のあるマネキン。
「気づきの中心点」;外側の世界と内側の世界の両方を眺めるられる客観的視点にあるとき、あなたは仮想の現実をメタパワーを使って物質的な現実に作用させることができます。
映画の中における「プレゼンス」とは、「気づいた状態でいること(外部にも内部にも囚われず客観的に自分の立場を把握している状態)、自分の本質に目覚めた状態でいること」です。
プレゼンスがあると「外部スクリーンを観ている自分」と「内部スクリーンを観ている自分」を同時に自覚できます。
“自分=登場人物”と“自分=観客”を同時に存在させる状態にできるのです。
プレゼンスがあると・・・
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台本(自動反応)に支配されない
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感情と出来事に飲み込まれなくなる
-
“意図”が現実に通りやすくなる
-
現実の流れが軽やかに変わる
まさに、現実創造の基盤となる意識状態です。
映画の台本を望み通り切り替えることができるのは、プレゼンスを持ってコマ照射メソッドを使うときだけなのです。
ほんとうはあなたがそこにいるとき、あなたはここにプレゼンスを持って存在します。
ところが、あなたにプレゼンスを持つ自覚がないとき(本質のあなたを承認できないとき)、あなたはそこに存在することができなくなり、完全に台本のなすがままの登場人物になります。
コマ照射メソッドを使うにあたり注意すべき点は、
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これから来る未来の最終ゴールのみを照らすこと
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出来事の流れや他人に影響を及ぼすことを目的にしない
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目的のゴールの複雑さに応じて繰り返しコマ照射メソッドを使う「時間と辛抱強さ」が必要になること
「タフティ・ザ・プリーステス」Lesson14を要約
〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇
「タフティは人間関係に使えないの?」という質問をよくクライエント様から尋ねられます。
この14章でもタフティはコマ照射メソッドを「出来事の流れや他人に影響を及ぼすことを目的にしないこと」と注意しています。
でも、これはコマ照射のターゲットにしてはいけないと言っているのです。
そもそもこの方法が人間関係に使えない理由は、他人をコマ照射メソッドのターゲットにすると期待や執着やニーズが強化され、過剰ポテンシャルが大量発生するからです。
過剰ポテンシャルが発生すると振り子に囚われ、台本を通りに操られるので望む映画にトランサーフィンすることは不可能になります。
だからといって、タフティが人間関係を現実創造から除外してるわけではありません。
人間関係は、わたしたち人類の悩みのトップ3に常に入っています。
そこに使えなかったら現実創造メソッドとは言えませんよね?
要は、過剰ポテンシャルを発生させなければいいのです!
そして、その鍵は今回は登場した「プレゼンス」が握っています。
プレゼンスがあると・・・
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台本(自動反応)に支配されない
-
感情と出来事に飲み込まれなくなる
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“意図”が現実に通りやすくなる
-
現実の流れが軽やかに変わる
プレゼンスを持っている状態ならば、過剰ポテンシャルは発生しません。
それではプレゼンスを持っている状態とは、どんな状態なのでしょうか?
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外側の世界と内側の世界の両方を眺めるられる客観的視点にある状態
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“自分=登場人物”と“自分=観客”を同時に存在させる状態
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自分の本質に目覚めた状態
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「今、ここ、この瞬間」に存在する自分を自覚する状態
上記の状態のときはプレゼンスの力(目覚めた人の力)を発揮できるので、台本に従うフリをしながらも感情や出来事に翻弄されず、自然な流れで意図通りのゴールにたどり着くのです。
なぜ、プレゼンスの力(目覚めた人の力)は、こんなに威力があるのでしょうか?
それは、キバリオンの「ジェンダー(性)の法則=陰陽の法則」が働くからだとわたしは思います。
陽は陰を引きつける、陰もまた陽を引きつけます。
陽の力は指令を出すことで働き、陰の力はその指令を受けとり従うことで働きます。
自分の本質に目覚めた人は、その本質に適うことを意図します。
これは陽の力で指令を出すことに相当します。
すると、神羅万象・万物がそれを叶えるために働くのです。
人間関係の場合なら、自分の本質に目覚めた人がその本質に適うことを意図し、その未来の最終ゴールの1コマに意識を照らすとき抗しがたい魅力を放つので、進んでその意図の具現化に協力しようとする人が現れるのです。
この関係は、プレゼンスの力を保持する限り続きます。
逆に相手の本質に抗しがたい魅力を感じて引きつけられているときは、陰の力が働く関係なので相手の本質に適う意図を突き止めてその具現化に協力するとき、共同創造の喜びを体験できます。
ただし、陰の力の場合は受けとる力なので、陽の力のような自分の思いを通そうという動きに出ると関係は壊れます。
プレゼンスの力を持つ側の人になった方が人間関係のダイナミックスや可能性の拡がりを体験できるでしょう。
プレゼンスを持つには、気づきの中心点に入ることが必須です。
人や出来事に期待しそうになったら、
何かをしようと意図したら、
何か問題に遭遇したら、
気づきの中心点に入るための問いかけをしてみてください。
気づきの中心点に入るために問いかける言葉;
「自分はどこにいるの?」
「何をしているの?」
「意識はどこに向いているの?」
そして、「今、ここ、この瞬間」に自分の身体と心(思考・感情)と本質(魂意識)がひとつになるイメージをして、「わたしはここに在る」と存在を実感してください。
足の裏で地面を感じ、深呼吸で生命を感じ、背中側で三つ編みの存在を感じ、頭の後頭部で意識を感じてみてください。
気づきの中心点に入ることが習慣にできれば、プレゼンスの自覚をいつでも持てるようになります。
次回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
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