人生初のカテーテルをつけたまま、初車椅子で病室に。


カテーテルは午後にははずしてもらいました。(引っ張られてポン!と外れた感じ)






点滴で栄養と水分補給。


歩いてトイレに行き、トイレの鏡に映った自分を見て笑う。


アタマ爆発してるし。

顔は腫れてる。

なんか「おじいちゃんに似てる(笑)」


口は痛くてあんまり開けられません。
でも唾液をティッシュで拭き取っては捨てを繰り返します。

めんどくさい。

フツウにペッて出来ないって不便。

あたりまえのことがあたりまえに出来るってそれだけで「ありがたい」のだ。


午後2時からが面会時間。


いちばん下の妹と母が来てくれました。


妹は顔が腫れている姿と
喉が痛くて痛さにビクッとする姿
そして、ふにゃふにゃ話す姿に

「ドン引き」

だったらしい。ご心配おかけしました。


確かに顔が腫れてあごなし状態でした。
それを腫れてる側から見ていた妹はどう声をかけていいのかわからなくなってしまったようです。


本人がいちばん気にしてなかったかも。


「初めて」づくしで気持ちが忙しかったかも知れません。


そして


規則正しくゆっくりとした日々。


普段は接客業なのでお客様のお気持ち、反応を気にかけている日々ですが、

入院している間は自分のことだけ気にすればいいのです。


入院・手術費用→カードで払えるし、保険の申請するので何とかなる。OK。

入院中の着替え→タオル・パジャマのレンタル。使い放題!

洗濯などで家族の負担がないようにレンタルを利用したのですが、ずっと頑張って病院に来てくれる母のためにパスモにお金を入れて渡しておきました。


今後は職場のチーフや会社の上司には経過連絡をして復帰の調整を相談する予定。


守備はOK。


後は「ガンバレ自分!」なのだ。


手術室へは歩いて行きました。


スタッフ用のエレベーターを使用して行きましたので秘密の通路のよう。


手術室が並ぶエリアの入口で


「付き添いの方はここまでです。」


と言われました。両親とはここでお別れ。


「ありがとう。行って来ます。」


そう、行くしかないのだ。


手術室って並んでるんだ目などと思いながら進んで行きました。


「はい、ここですよ~。」


今、思い起こすと手術室ってちょっとキッチンっぽい。

消毒されたシルバーカラーの器具やベッドなイメージ。


男性の看護士さんがひとり。

それ以外は全員女性おとめ座


実は私、驚きの女性運コスモス


歯医者さんの担当医。口腔外科の担当医。がんセンターの担当医。麻酔科の担当医。全員女性でした。

後に消化器の検査も受けるのですが、男性の先生の予定でしたが、いつの間にか女性の先生が担当医になってました。


女性に助けられる率が非常に高い!


女だらけの手術室。
全身麻酔の前の会話。


「あれ?サワさん睫毛にエクステつけてる?」

「いえ、つけてません。育ててます。」

「え~?!何使ってるの?」

「リバイタラッシュです~。」

「あぁ、また後で教え…」


コロリと意識はなくなりました(笑)

全身麻酔体験者の友達が3まで数えられないって言ってましたがなるほどな感じでした。



足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと足あと



「サワさん、サワさん!終わりましたよ!」


目を開ける。


「大丈夫ですか?チューブを抜きますよ!」


喉のチューブをぐっと抜かれる。

抜いてから起こしてくれればいいのに。

「ICUに行きますよ~!」

酸素マスクをつけられ、ベッドごと移動しました。

ICUには両親がやって来ました。


「ありがとう。大丈夫だから帰ってね。」

(実際には「ありふぁと。らいりょうふらはらはえっへにぇ。」みたいになってましたが。)


長居出来る場所ではなく、術後の患者さんたちがひとつの部屋にベッドごとまとめて入れられてるような場所でした。


意識がなくなり、苦しくて目覚める。


喉がズキズキと痛い。

扁桃腺が腫れに腫れて水を飲むのも唾液を飲み込むにも涙が出るほどの激痛があった時に似ている。


口の中に溜まった唾液をティッシュでとるように言われましたが、あまりの痛さにうまく出来ない。

舌が痺れて、ひきつれて出来ない。


何度か看護士さんが吸引してくれました。


高熱にうなされているような感じ。


意識がなくなって、苦しくて目覚めて


きっともう朝だろうと思うと1時間くらいしか経っていない。


何度繰り返したのだろうか


ようやく朝がきて


「サワさん、起きられますか?車椅子持って来ますので病室に戻りましょう。」


「ふぁあい。」


あ、カテーテルついてる。

あ、車椅子も初めてだ。

あぁ、やっぱり痛い。口の中どうなったかなぁ。。。


いろんな「初めて」を体験しつつ 


手術は無事、終了したのでした。


人生初の入院・手術。決まってからは早かった!


病室は4人部屋でした。


「皆さ~ん、今日から同じお部屋になりましたサワさんです。」


看護士さんに紹介され


「サワです。よろしくお願いいたします。」


…ちょっと緊張。


窓側のベッドスペースをいただきました。

皆さんカーテンをひいてらしたので私もカーテンをひいてプライベート空間を確保。


お隣は若い女性。お向かいは60代くらいの女性でした。



翌日の手術の案内を聞いたり、ICUに持っていく荷物に名前を書いたり

なんやかやしているとあっという間に夜でした。


夕食をいただいたらシャワーを浴び、夜9時半に消灯。


いつもならまだ残業している時間。


明日の午後には手術。しかし、意外に眠れました満月







朝ご飯。お昼は手術の都合上なし。


昼近くに父と母がやって来て一緒に手術の説明を聞きました。


舌の左側の一部分と腫瘍の部分の切除。


全身麻酔をしたら呼吸を助けるために喉にチューブを入れ、手術が終わって意識が戻ったら抜く。

全身麻酔をしたら尿道にカテーテルを入れ、ICUから出たらカテーテルを外す。

術後しばらくは水も食べ物も口からとれないので鼻から胃までのチューブを入れ、そこから水も栄養もとる。

はい。了解。でも、水も飲めないとは口や喉は渇かないのかしら得意げ


う~ん。

そわそわしてきました。


全身麻酔だからいつの間にか終わっているわけですが全部初めてですものあせる


…が、ふと気がつけば

私以上にそわそわしている存在が目!!


父が子供のように落ち着かず

「咳が出るから飴ないかな。」

とか、もぞもぞしてたので

持っていたのど飴をあげたりしていましたら看護士さんがやって来ました。


「サワさん、行きましょうか。」


「…はい。」


いよいよ本番です叫び