こんにちは。
だいぶ久し振りの更新になってしまいました
気が付いたらもう12月なんですね・・・
今年も残りわずかとなってしまいました
寒い日が続いております。これからますます寒くなりますし、空気が乾燥していて、喉が傷つきやすくなっております。
師走の名の通り、慌ただしくなってくる頃だと思います。
疲れていると免疫力が低下して、風邪を引きやすくなりますので、
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ
さて、ここから本題なのですが・・・。
本当なら、ここにはご相談者さまの案件を書くことは絶対にいたしません。
が、あまりにも同じ案件が続いたので・・・、これ以上悲しい思いをする方が増えない事を願って、今回はあえて書かせて頂きます。
とある、Nハウジングという不動産業者から突然電話が掛かってきて(または訪問も?)、
『あなたがお持ちの別荘地(栃木・長野・静岡・伊豆・・・等)を、ペット霊園を作りたいと言う方がいるので、売って欲しい。』
と持ち掛けられます。
(※他の購入理由もあるかも?ですが・・・。今の所「ペット霊園を作りたい人がいる。」が共通しております。)
土地を売ることを了承すると、いろいろな事を説明され、前金を払って下さいと言われます。
例えば、『測量費を先に払ってくれないと買えないので、払ってください。』とか、
『税金が安くなるので先に払って下さい。』とか・・・。
その他言葉巧みに【前金を払わわなければ】という気持ちにさせられます。
後日、Nハウジングの営業が契約書等の書類を持って自宅にやってきます。
その書類に署名・捺印をすると、契約締結な訳ですが・・・
蓋を開けてみると、土地を売っただけのつもりが、いつの間にか違う土地を買わされていて(山林や原野を買わされております。)、
代金は相殺という契約となっており、お金は全く入ってきません。
要するに、前金と土地を盗られて、不要な土地を買わされてしまうのです
契約書に署名捺印する時に、別の土地を購入する契約書が紛れている事は、当たり前ですが一言も説明がありません。
Nハウジングと契約締結をすると、後日別の不動産業者から
『あなたがお持ちの土地を売ってください。』と電話が掛かってきたり、
他言していないのに、なぜか弁護士と称する者から電話が掛かってきたり・・・。
それで、別の土地を知らないうちに買わされていた事や騙されたという事に気が付き、相談に来られる方が多いです。
署名捺印する書類は、少なくても8部はあります。
さすがに全部に目を通すのは・・・難しいかもしれません
がしかし、そこはあえて、どんなに時間が掛かっても良いですから全ての書類に目を通して頂きたいです。
そうすれば、【”知らない間に”土地を買う契約書にサインしてしまう】という事が防げ、この業者は怪しい
という事に気が付けるはずです。
Nハウジングの契約書は完璧に作りこまれていて、私たちではどうする事もできません。
警察に被害届を出しても、受理が難しいと言われてしまいます。
※ここは、被害者の方が集まっていろいろなケースを持ち寄ればもしかしたら警察も動いてくれるかもしれませんが・・・。
処分に困っている不動産をお持ちの方は、うまい話は無いのだという事、そうしたうまい話の裏には大きな落とし穴がある事を認識して頂いて、まずは身近なご家族に相談されるようにしてください。
どうかどうか、これ以上悲しい思いをする方が増えませんように。
