ドラムのヘッド交換方法について | リバティーサウンド|楽器レンタル・名古屋のブログ

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今回は、ドラムのヘッド交換方法について、

画像付きで手順を説明していきたいと思います。

 

まずはフープに傷をつけないように、

ケースや段ボールを敷いて、その上で作業を行います。

 

チューニングキーでテンションボルト(○印)を外していきます。

基本的に締めたり緩めたりは、対角線上で行います。

ちなみに普通のチューニングキーで問題はないのですが、

自分はヘッド交換時はこのL型のを使って作業を早めます。

 

少し緩めたら、あとは指で回していきます。両手を使いながらだと効率的です。

グリスなどで手が汚れることを避けたい時は、軍手などをはめてやりましょう。

 

このように、全てのボルトを外し、

 

フープを取り外します。

 

古いヘッドを取り外します。

 

シェルの中の埃などを取り除き、エッジ部分を拭き取ります。

エッジにゴミなどが付着していると、鳴りに影響が出たりしますよ。

タオルや布などを使っての空拭きでOKですが、

ティッシュやキッチンペーパーを使えば、そのままゴミ箱へ捨てられます。

 

続いてフープを拭き取ります。

手垢や少しの汚れ程度なら、水で濡らしたタオルで水拭きを、

サビなど汚れが目立つ場合は、ピカールなどを使うといいです。

 

長く使っていると、ラグのネジが緩んでいることがあります。

その時はプラスのドライバーで増し締めします。

 

新品のヘッドをシェルに乗せて、フープを重ねます。

 

続いて、テンションボルトを取り付け、指で止まるところまで締めていきます。

※ワッシャーを通すのを忘れすに。

 

自分はこの時点でヘッドの皮を伸ばすのですが、

ヘッドの中心部分に膝を乗せ、体重をかけて皮を伸ばします。

そうそう破れたりしませんのでご安心を^^

※皮の伸ばし方は人それぞれです、これはあくまでも自己流です。

 

ボルトが緩む箇所が出てくるので、再度止まるところまで指で締めていき、

その後はチューニングキーを使って、少しずつ数回、強めに締めていきます。

ヘッドがバキバキと音がしますが、これは糊が剥がれる音なので問題ありません。

 

ヘッドが馴染むまで、この状態で1日くらい置きます。

その後、チューニングをして作業完成です。

 

今回はスネアを例にしましたが、他のシェル類も基本は同じです。

時間は慣れてくると約10~15分ほどですかね。

1回やってみたら簡単に覚えられますよ。

 

質問などあれば、コメントやメッセージからお気軽にどうぞ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^