つばくろ ナウ | 今日もリベルタ

つばくろ ナウ

このところブログ投稿が滞りがちとなっていて申し訳ありませんでした。1月の3連休が終わって、自分もスキー場も「繁忙期モード」から「平常モード」になった気がします。11月から始まったスキーシーズンは、早いものですでに2ヶ月を消化しています。ここまでの練習にご参加くださいました選手の皆さん、保護者各位、関係者方々に御礼申し上げます。

 

ツバクロの現状をお知らせします(1月11日現在)。

 

スキー場

暖冬&雪不足を言われていますが、人工降雪機により、雪があるところ(=滑れるところ)はとても硬い下地ができていて、菅平ならではのハードバーンになっています。雪の厚みもあってSLでも問題ありません。良い練習ができています。

 

ただ、降雪作業の進捗は例年より遅れていて、現在滑れるコースはチャンピョンコースとファミリーコース(初心者ゲレンデ)のみとなっています。チャンピョンコースは上部は積雪がまだ薄いため、2~3旗門下がったところからスタートしています。急斜面の練習をしたい方には物足りないかもしれませんが、その一方で、ツバクロを手強いと感じていた人には、ある意味「ちょうど良い」感じのコースかもしれませんね♪

 

GSのスタートはこれくらいの高さから。(撮影日:1月5日)

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SLはバーンコンディションや選手のニーズに合わせて、スタート地点を調整しています。(撮影日:1月5日)

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パノラマコースはもうすぐオープンしそうです。(撮影日:1月11日)

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練習

上述の通り、毎日問題なく練習できています。

まだパノラマコースがオープンしていないため、チャンピョンコースで合同練習となる日があります。合同練習の場合は選手の安全と練習の効率ために、コーチはスタート地点に張り付いている時間が多くなります。そのため、バックショットでの動画撮影、フィードバックよりもフィードフォワードが多くなるなど、いつもとは異なるコーチングスタイルになります。また、参加選手の皆様にも、いつもよりも周囲の状況に注意していただく、全体のペースを気にして動いていただくなど、スムーズで安全な練習のためにご協力をお願い申し上げる次第です。

 

今後パノラマコースがオープンすれば、このような状況も徐々に緩和されると思います。

 

毎日タイム測定しながら練習しています。(撮影日:1月9日)

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撮影日:1月10日

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練習参加受付中です。

要項はコチラにてご確認いただけます。

 

初めてお申し込む方は、こちらの「練習申込フォーム」をご利用すると便利です。必要な情報を過不足なく伝達できます。

 

 

お問合せはお気軽にどうぞ。ご連絡お待ちしております。

 

リベルタレーシングキャンプ 武政守

090-5514-4247

tasa@topaz.plala.or.jp

 

◆◇◆◇◆◇

 

本日はUSRさんと1、2コマを連続して合同練習。こうやってゆったりと練習できるのは平日のメリットです。

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午後は、フリースキーでベーシック練習を実施しました。レッスン形式の練習は、その練習としてだけでなく、用語の意味や考え方のコンセンサスを取るためや、こちらの意図をしっかりと伝える機会でもあります。今シーズンは、定期的に実施できたらと思っています。

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今日は1、2コマがGSで、午後はフリースキー。時期的なことを考えると、急斜面の練習がもう少し欲しいとも思いますが、今年の状況を考えると良い練習ができていると思います。選手の皆さん、お疲れ様でした。

 

明日は2コマ目にGS、4コマ目にSL。10時20分にスタート地点にご集合ください。

どうぞ宜しくお願いします。

 

◆◇◆◇◆◇

 

予選会シーズンが始まり、嬉しい報告をいただいております。

全国大会での活躍を祈念いたします。

【大分県】
荒井優翔 選手

全中出場権獲得 SL、GS大人も含めた九州大会が予選会を兼ねているそうです。総合順位を去年よりも大幅に上げて、実力がアップしたことを証明しました!
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【静岡県】
藤田篤輝 選手

全中予選 GS1位、SL1位
国体予選 1位

予選会完全制覇。トランプマン!?

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【山梨県】
米山武蔵 選手

全中出場権獲得 SL


【三重県】
稲熊日向子 選手

全中出場権獲得 SL、GS

【愛知県】
棚橋和奏 選手

インターハイ出場権獲得 SL、GS

【京都府】
藤室雪花 選手

インターハイ出場権獲得 SL、GS

【大阪府】
松島由実 選手

インターハイ予選 SL3位、GS4位
国体予選 4位


ここに名前が載った選手も、そうでない選手も、全員が頑張ったことを知っています。そうであれば、だからこそ、試合結果から何を得て、どうやってそれを次に生かすことを考え、実行に移すことです。結果を糧に、今から1歩先に進むことができれば、それは「勝利」であり、その繰り返しが、辿り着きたい場所に辿り着くための方法なのです。

 

以下の動画は、結果を学びの機会とするための参考となるかもしれません。「次は頑張る!」と言うだけにならないために…!

 

私が言いたいことは、この動画がほぼ網羅しています。そのうえで蛇足ながらも“競技スキー”のコーチとして強いて言うならば、「順位は軽んじてはいけない」ということです。これまでに言っている「順位が全てではない」と矛盾するように聞こえるかもしれませんが、違います。

 

まず、競技会であれば順位がつくのは宿命です。順位から逃げてはいけません。そして、対人スポーツや得点スポーツがそうであるように、スキーは世界記録が存在しない(たぶん)唯一の競争スポーツです。スキー競技はタイムではなく、順位もしくはタイム差が最も客観的な「結果」なのです。この本質を理解したうえで、上の動画にあるような「反省」をしてもらいたいと思います。

 

レースシーズンはまだまだ始まったばかり。全てのレースが成長の機会となるよう、選手皆さんの健闘を祈念しております。

 

リベルタレーシングキャンプ 武政守

090-5514-4247

tasa@topaz.plala.or.jp