峰の原 2月20日
引き続き、本日2度目のブログ更新。更新貯金(?)です。
今日から気持ち新たに月曜日スタート!のはずだったのですが、強風でリフトストップ、スキー場クローズ…。まあ前日の予報を見ればその可能性は想定できなくもありませんでしたが、いざそうなると残念ですね。
参加者と相談して、今シーズン2度目の担ぎ上げでトレーニングすることにしました。
ちょうど昨日のミーティングでSLリズム変化、バーティカルコンビネーションの課題を話していたところだったので、頑張ってロングポールでセットしました。
担ぎ上げでのトレーニングは個人的にも積極的にやりたいと思いませんが(笑)、それでも効果があって、普段以上の滑りをする選手が見られます。歩いて登るので1本を大切にするからとはよく言いますし、本人も言うのですが、もう少しその「大切」を考えてみます。
滑れる本数が少ない上に、せっかく登ってきたのだからということで目の前の1本を「大切」に思うのでしょうが、その気持ちが「心を整える」ことに繋がっているのだと想像します。身体活動は心理活動を反映しています。最適な身体活動のために必要な心の準備を十分にしていますので、その結果として良い滑りになるのでしょうね。
これは、もちろん普段のトレーニングにも言えることです。因みに、この「心が整った状態」をどのような外的環境下においても作り出すことを目指すのがメンタルトレーニングです。
その一方で、疲労が心理活動を上回ってしまい、普段以下の滑りになってしまう選手がいるのも事実。こうに考えると、良い心理状態を作るためには(強い「メンタル」を作るためには)、ある一定以上の体力要素も求められることも理解して貰えると思います。
金曜日に続いて担ぎ上げトレーニングを経験した大学生からは「こういうのってよくあるんですかぁ?」って聞かれました。正直、個人的にもよくあっちゃ困るのですが、三度目の正直よりも、2度あることは3度ある、の方が世の中は多いことを教えておきました。
技術を支える要素について考えてみることも面白いですよ。
とはいえ、明日はリフト動いて欲しいのも本音。ヨロシクです!
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リベルタレーシングキャンプ 武政守
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