2016イタリア夏季遠征 21日目 | 今日もリベルタ

2016イタリア夏季遠征 21日目

8月18日(水)

いよいよ練習最終日となりましたが、朝食時の風景はいつも通りです。用意されたハム、チーズ、サラミ、パン、クラッカー、シリアル、ヨーグルトから好きなものを取り、朝の栄養補給をしています。

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ロープウェイ駅に行った時点では、昨日のような快晴とはいきませんでしたが、まあ良いんじゃない?というのが乗り場にいたコーチたちの意見でした。

今日はSLです。同じくパイヤーで、42旗門41ターンのセット。幸先よく、一番最初にセットさせて貰えました。「最終日なので気持ちよく」とも思いましたが、1本目を刺したところで考え改め、これまでのトレーニングの成果を技術的にも精神的にも発揮することを求めるセットにしました。気持ちよく滑れれば、その時は気分良いでしょうが、大切なのは帰国後です。ここで何を思い、何を得て、もっと何が欲するのかを自覚することが、日本に帰ってからの行動につながると考えるからです。

ですので、難易度が高かったことは確かです。そこに喰らい付くてくるというより、困難な状況へのチャレンジを楽しんでいるようでした。遠征初期でしたら、うまく滑れない理由を疲れていることに求めて無駄に座り込んだり、コース状況にも求めて意味なくフリースキーに行きたがったりしていましたが、今ではそんな雰囲気は皆無。精神的にもかなりの成長だと思います。



より良い滑りをするための休憩であることを自覚しているので、休憩時の雰囲気も良いです。
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この後、11時過ぎまで滑って、今日のトレーニング終了。つまり、この遠征のトレーニングが終了です。皆で協力してポールを下山させて、無事にトレーニングを終えられたことを喜びました。

色々と書きたいことはありますが、帰国に向けての準備がありますので、今日はゲレンデの様子のみにてご容赦ください。

この後のスケジュールは、明日の行動予定と、それに際しての注意点の伝達。荷造りと部屋の片付け、スキールームの掃除。その後に夕食で、就寝時間までは各自自由時間。

明日は、7時朝食で、7時半に荷物積み込み開始、8時出発。
昨今の欧州事情を鑑みると、本遠征の行程では、空港が最も高リスクですので、途中のドライブイン等で時間調整しながら、できるだけチェックインカウンターが開くギリギリの時間に到着して貰うつもりです。

フライトは、
アリタリア航空 AZ786便 ミラノ(マルペンサ)15:25→東京(成田)10:15(19日着)

となります。

で道中で何度かブログ更新できればと思います。
学校の先生ではありませんが、家に着くまでが遠征です。トレーニングが終わったからと言って気を抜かず、抜かせずに帰国したいと思います。

それでは取り急ぎ、ご報告まで。