ふじてんプラスノー | 今日もリベルタ

ふじてんプラスノー

ふじてんプラスノーキャンプ、お疲れ様でした!

スノーシーズンを雪上初日から最終日までの期間で考えた場合、理想的には基本的な技術練習はシーズン序盤に完了させたいのですが、練習環境や時間的に思うようにできないとうジレンマがありました。
そんな現実をフォローしたいと思いまして、初めての試みとして、ふじてんスキー場でのプラスノーキャンプを企画した次第です。

トレーニングでは、レッスン形式でターン技術をイチから作りあげていきました。
目的は、最初から「正しい技術」を使って滑ること、何が「正しい」のかを知ること。理論的な面もレベルアップできるに越したことはありません。
レッスン内容は、初心者のスキーから始めて「現在の滑り」まで辿りつく流れですので、その途中で躓くことがあれば、そこが現在の滑りの弱点であることが分かりますし、原因の一つであることが分かると思います。

直滑降やプルークファーレンなどに時間をかけながら、一生懸命練習しました。
地味な練習ですが、高校生以上の選手は勿論ですが、ジュニアたちも一生懸命に取り組んでくれましたね。練習の趣旨を理解して貰えて良かったです。

スキー場からは富士山がばっちり見えました。山梨県からの姿は、「よく見る富士山」のイメージと少し違うので、気が付かなかった子供もいましたね。(自分もその一人だったのは、秘密です)

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ゲレンデは思った以上に空いていました。丸沼のブラシとは少し感覚が違いましたが、滑りにくさはありませんでした。そして、売店で売っているワックスの滑りが良くて驚きました。

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トレーニング中は、写真撮れませんでした。
せめて集合写真の一枚でもと思いましたが、トレーニングの流れを崩したくなかったので、途中で諦めました。ご理解ください。

今回は2つの高校スキー部さんが合宿としてキャンプを利用してくれました。
宿に帰ると、各チームは早速コントレ。ダッシュしたり、サーキットで追い込んだりと、まさに合宿でした。

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夕食はバーベキュー。
お風呂でトレーニングの汗を流し、夕方の風に吹かれての夕食は大満足でした。
子供たちもバーベキューを楽しんでくれたようです。

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2日目は、渋滞が凄いことになりそうだということで、9時から13時半までのノーストップ作戦でトレーニング。休憩は適宜各自でということで。

12時までは練習の進捗も順調で上り調子でしたが、纏めに入ったころからは少し疲れも出たのか、集中力に欠けるような姿も見られましたが…。まあ、暑さもピークでしたし、おなかも空いていたので、仕方ないとも言えます。今回は事情があったとはいえ、特にジュニア選手にとっては休憩の大切さと改めて実感しました。練習が終わるとまだ元気になるのは不思議ですが(笑)。

そんな時間帯に、ジュニア選手たちが地元のテレビ局のインタビューを受けたと盛り上がっていました。その放映を山梨県在住の方が写真に撮ってくれていました。ありがとうございました。

山梨の「6チャンネル」だそうです。祝、テレビデビュー。





ということで、2日目も無事に終了。
細か部分、特にキャンプ運営という面では至らない箇所があったと自覚していますが、全体を通じたトレーニング成果という面では、有意義なキャンプとなりました。

ブラシマットと雪上では、どうしてもスキーの動きも速さも違いますので、選手を評価する時にはある程度の「割り切り」が必要だと考えています。それに、ブラシ上でのパフォーマンスに用具がマッチしているかという点も考慮する必要があります。

その中で大切なことは、「何ができるようになったか」ではなく「何をやったか」です。目先の「変化」は私にとっても素直に嬉しいものですが、その変化の理由がボヤけていては、本当に変化が欲しい時にはまたやり直しです。やったことの成果が雪上で現れるようにすることが目的です。悠長にしているわけではありませんが、目的を明確にして、そこからブレないように集中していきたいですね。

写真が少ないので、面白みに欠ける記事になってしまいましたが、以上ふじてんプラスノーキャンプの報告まで。参加選手の皆さん、保護者の皆さん、お疲れ様でした。スキー場と宿泊先の方々にはタイへの世話になりました。またの機会、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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次回のプラスノーキャンプは、丸沼高原スキー場に場所を移して8月27日(土)~28日(日)の実施です。

有り難いことに多くのお申し込みを頂いております。
参加を検討中の方がいらっしゃいましたら大変恐縮ではありますが、あと数名のお申し込みでいったん締め切らせていただきます。お早めにご連絡くださいませ。

その後のお申し込みはキャンセル待ちとして対応させていただきます。
キャンセルが出た場合だけでなく、トレーニング内容を工夫することで対応できる人数を増員できた場合には順番にお知らせいたします。キャンセル待ちの方がいらっしゃらない時はブログにてご案内します。

リベルタレーシングキャンプ 武政守
090-5514-4247
tasa@topaz.plal.or.jp