ハロー。アシシです。

今回の西アフリカ周遊旅は、隣国のW杯出場国、コートジボアールも一緒に周るつもりで南アから遥々ガーナにやって参りました。

コートジボアールのビザについては、ヨモケンはスペインで難なく取得できたんですが、アシシの方はというと、チュニジア→トルコ→イギリス→南アフリカと4回連続で取得に失敗しており、最後の関門、ガーナのコートジボアール大使館でビザがおりないとヨモケンがひとりでコートジボアールに入国せざるをえない状態となっていました。

それに加えて、こないだの日記の通り、ヨモケンのガーナビザ自体がシングルであることに気付き(マルチビザじゃないとコートジボアールに行った後、ガーナに帰ってこれない)、課題山積みのままガーナに入国したわけですが、二人とも奇蹟的に金曜日に作業が完了したため、僕らは早速ガーナを発ち、週末に僕らをもてなしてくれる日本人が滞在するコートジボアールを目指しました。

地図で見てみると、ガーナの首都アクラからコートジボアールの最大都市アビジャンは、直線距離で500kmもない感じ。

世界一蹴の旅-アフリカ地図


事前に色々と調べてみると、飛行機を利用すると一人30000円前後掛かるのに対して、長距離バスだと3000円。切符売場のおばちゃんの話によるとバスだと5~6時間で着くとのことだったので、僕らは迷った末、バスで移動することにしました。

アクラのバスターミナルの出発時間は、何と午前4時30分(-∀-;)

僕らは午前3時前に起きて、バスターミナルへ。出発が1時間近く遅れ、結局ターミナルを出発したのは5時20分。

世界一蹴の旅-朝焼け
何気に世界一蹴の旅の最中に撮った写真の中で、朝焼け風景は初かも?


ちなみにバスはほぼ満員の状態で、こんな感じです。

世界一蹴の旅-バス車内
席は結構ぎゅうぎゅう詰めでした。冷房はちゃんと効いてました。


とにかくみんな荷物が多くて、下の荷物置き場に入らない荷物が通路を占領してました。

世界一蹴の旅-バスの通路
バスを降りるのも一苦労。。


で、乗客にひとりアジア人っぽい女性がいたので話し掛けてみたところ、中国人でした。彼女は中国製のカツラを西アフリカに輸入する貿易業をこちらで営んでいるそうです。

世界一蹴の旅-STCバス
この写真の右端に写ってる子が中国人のミシェル(フレンチネーム)。


昼になっても一向に着きそうにないバスの車内で、彼女に到着時間を聞いてみました。





「いつも日が暮れた後に、アビジャンに着くよ?」





衝撃の回答(≧∇≦)

バスターミナルの切符売場のおばちゃんを信じた僕らが間違ってました。。




午後2時過ぎにやっとガーナとコートジボアールの国境に到着。

世界一蹴の旅-国境
左奥の建物がイミグレーションオフィスです。


出国手続きに1時間、入国手続きに1時間、結局2時間も国境でウダウダしてました。

世界一蹴の旅-外国人と
バス内で仲良くなった英国人男性とハンガリー人女性と


ちなみに入国手続きの際、バスのスタッフが英語で面白いこと言ってました。

「イエローカード(黄熱病予防接種済を証明するカード)を持ってない人は、バスの外で5セディ(約300円)で売ってるから買ってくるように!」

えっと僕、そのイエローカードをもらうために東京の検疫所で10000円払って接種してきたんですけど(-∀-;)




んでもって、問題なく越境。

ミシェルの言った通り、コートジボアールに入った後、日が暮れてきました。

世界一蹴の旅-真っ赤に染まる夕焼け
燃えるような夕焼け。


結局、アビジャンのバスターミナルに到着したのが19時過ぎ。

世界一蹴の旅-到着
真っ暗の中、積荷を下ろす乗客。


最終的に14時間も掛かりましたw

14時間もあれば東京→ロンドンくらい軽く行けちゃいますね。。



で、疲れた身体に鞭打って、週末もてなしてくれるナツノちゃんとその友達と飲みに行きました。

世界一蹴の旅-現地人と晩餐
コートジボアールの公用語はフランス語だけど、みんな英語が話せました。


とにかく長い一日でした。。

ガーナの首都、アクラへの復路は大人しくキメラのつばさ(飛行機)を使うことにします。。



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