グリュエツィ!アシシです。
スイス最大の街、チューリッヒにて交通事情調査を行いました。
ちなみにスイスの首都はチューリッヒじゃなくて、ベルンです。南アの首都をヨハネスと勘違いしてる人が多いのと同じように、世界には知名度高い都市=首都ではない事象が何気に多いです。
1. 地下鉄の初乗り料金
前回のアイルランドに続き、チューリッヒにも地下鉄が存在しませんでした。
やはりスイスの国自体が人口750万人、チューリッヒの都市でも38万人しかいないので、費用対効果的に地下鉄は割に合わないんでしょうか。
地下鉄の代わりに、トラムが走っていました。
トラムの初乗り料金は4スイスフラン(約350円)。
このトラムの料金を仮に地下鉄料金と置き換えて、今までの各国の地下鉄料金と比較すると、過去最高です。さすがスイス。
2. タクシーの初乗り料金
初乗り料金は6スイスフラン(約540円)でした。
アムステルダムの7.5ユーロ(約1000円)には及びませんが、近隣諸国の都市(マドリード、パリ、ミュンヘン)などは300円前後だったので、やはり割高です。
ちなみにチューリッヒの街の道路から空を撮影してみると、こんな感じです。
トラムの電線だけではなくて、道路を走るバス用の電線もあるんで、こんな感じで電線が張り巡らされてるわけです。
スイスに限らず、ヨーロッパでは至る所で日本では馴染みの薄い電気バスが走ってます。ガソリンで走るバスよりも俄然環境に優しいんでしょうが、街中の道が電線だらけの景観になるってのも、ちょっと辛い部分があります。
3. 目抜き通りの車メーカーの割合
チューリッヒ中央駅の前、バンホフプラッツで計測しました。
早速結果を。
順位 | 台数 | メーカー名 |
1位 | 15台 | AUDI |
2位 | 11台 | フォルクスワーゲン |
3位 | 10台 | トヨタ |
3位 | 10台 | ベンツ |
5位 | 9台 | BMW |
6位 | 8台 | プジョー |
7位 | 6台 | ルノー |
8位 | 5台 | ニッサン |
9位 | 4台 | VOLVO |
10位 | 3台 | フォード |
11位 | 2台 | ホンダ |
11位 | 2台 | マツダ |
11位 | 2台 | オペル |
11位 | 2台 | FIAT |
11位 | 2台 | アルファロメオ |
16位 | 1台 | 三菱 |
16位 | 1台 | KIA |
16位 | 1台 | シトロエン |
16位 | 1台 | ジャガー |
16位 | 1台 | ランドローバー |
16位 | 1台 | smart |
16位 | 1台 | マセラティ |
-位 | 2台 | 不明 |
BMWの本社があるミュンヘンに近いので、BMWが首位かなと思ってたんですが、予想に反してAUDIが首位を奪取。
トヨタの3位も相変わらずの堅実っぷり。ドイツ車で約半分を占めるのは、欧州諸国では定番の結果かと。
話は変わりますが、スイスの道路を歩いていて感じたのは、歩行者が道路を渡ろうとすると、車が止まってくれるポイント。
日本と同じく、歩行者優先のマインドがドライバー間に浸透しているようで、道路を渡ろうとしてドライバーと目が合って、「お先にどうぞ」みたいな合図を受けると、何だか心がほんわかします。
次はイタリアの首都、ローマで計測する予定です。フェラーリだのランボルギーニだの、イタ車のスポーツカーがブイブイ走ってるんでしょうか。乞うご期待!
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