人のエネルギーは、もともと男性も女性もなく、ただエネルギーとして存在している。

エネルギーの交流は、
それぞれの海が、ころんころんと混ざり合って分かれて一つになって、また分かれていき、言葉では表し切れない、交わり方をする。

何とも気持ちが良い。

場合によっては、その場にいる見えない存在たちも全部がハッキリと存在し、
それらも混じって交流が始まる。

意識だけの世界や、意識が存在しやすい世界では、それはとても簡単な事で、自分として存在し合って交流するだけで良い。全く言葉もいらない。
言葉よりも的確で、奥が深くて、まろやかで、鋭い交流。

人のエネルギーは膨大な情報のような個性のようなものを持っているので、少し違うエネルギー同士がそれを感じあい、触れ合い、刺激し合い、交わっていく。


ただ、この地球でそれをしようとすると、今のところ、ちょっと難しくなる。

まずこの地球は、波動が荒い一面を持っている。

交流しようとする人が、内と外にある、その荒さを受け止め、アリにしておかないと、足元を取られてしまうというのか、肉体レベルが置き去りになって、意識だけの交流になってしまう。

地球では意識だけで存在しているわけではない。肉体も一緒に交流する必要がある。

分離している肉体や3次元での自分を、意識と統合させた上で、エネルギー交流をすれば
そのレベルでエネルギー交流をしている人のいる、その空間は、ただ存在してるだけで
地球の未来の素晴らしい可能性を示唆する空間となり得るのだ。

全存在がハッキリと存在し、共鳴し合う空間。

今も全存在は、存在しているが、一部は控えめに存在しているというのかな・・・
どうしても、本来の姿を現しにくくなっているのが現状だ。

でも、それらの存在たちを含めて全てがハッキリと存在することにより生まれる空間は、全部がその存在らしく存在し合って、非常に心地の良い共鳴が自然に起こる。

その人らしさを超えたその人らしさが生まれ、
人それぞれ違っている個性が、心地よく交わり交流し共鳴し合うことで、さらにまたそれぞれの存在が、それぞれらしくなっていき、新しいものがどんどん生まれていく。


私が生きている間に、少しでもいいので、この地球でその空間を感じたい・・・。