これも又、久し振りにノリスケさんの朗読で楽しめました。
先ずはこわいろが上手いよねぇ!
あなた自身の朗読の声、
「おしの」の声、
神父の声、
3通りの声が見事に独立してる。
まだ朗読歴は短いのに、仕事が声を使う職種なのかしら?
外国人神父の大柄な体躯まで想像できます。
この作品を知ったのは読書からです。
スマホにしてから、2回、朗読を楽しみましたが、朗読自体はフラットなものでしたから、それはそれで読書感覚で聴けて、ノリスさんの朗読は、小劇場の芝居を観に行ったみたいで1段上の贅沢です。
作品そのものは、神父がキリスト教の教義を説こうとすればする程、おしのは、現実的で、
現代人も自らの宗教を変えるには、
おしのの様に、他者の言葉を安易に受け取らずに、自分や家族の信条や生活に則したものかを、よく考えてほしいものだと。
体は魂の家、
今日、初めてみたいに聞けた言葉です。
ありがとうございました。