”【名作朗読】マリヤン 中島敦” | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

小説と思うと難解だけれど、日記の様に経験談を記してあるとすれば、結構、興味深かったです。
中島敦の生きた時代のミクロネシアに、日本に留学した、インテリ女性が居た事に驚きました。
リッパな体躯の奥さんに何度も追い出される軟弱な夫…(笑 )
中島敦が彼女のビジュアルを紹介する言葉には思わず、笑ってしまいました。
当たり前の事ではあるけれど、
人にも二面性ところか、多面性があり、これから、この作家の名前を見たり聞いたりしたときには、先ず「山月記」を思い、月にパラオの青い海と空、
空気が汚れていないから、澄んだ空気の中の風景は、きっと輪郭のハッキリしたものに違いない。
結核の為に早逝したけれど、ミクロネシアの島々と、その生活をみられ、自分自身も体験できて良かったなって思います。