アイヌの方々にとり、ヒグマは山の神として、感謝もし、崇めていた。
肉と毛皮を与えてくれる存在として、感謝をし最小限の狩りの時には、祈りを捧げる。
人を襲い食い殺したヒグマは悪い神として、村を上げてしとめ、その肉は決してたべない。
均衡は破られる
ヒグマとアイヌ民族が暮していた地に、屯田兵と開拓民が押し寄せる。
人間は越境する動物だそうだ。
本土からの人の流入は止められない。
本土に暮らす私たちと、アイヌの方々がヒグマに抱く思いは、大きく異なるそうなので、
彼等の思いは知る由もないない。
「OSO 18」は落命した後に、肉を味噌味の汁にされ、軟らかくて美味しかった、との記事を目にして、
ただ、はらはらと、涙が落ちた。
その姿は「命」のフォルダーに保存した。
魂はお母さんの所に行ける様に每日祈ってあげようね。