”【朗読】一房の葡萄 有島武郎” | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

有島武郎さんは、生まれた時から裕福な家庭に育ち、山の手の、外国人も多く通う学校で学んだのは、彼の実生活とぴったり合致しますね。
文体も優しく品があります。
学友の持つ絵具を盗み、皆に咎められ、窮地に落ちた彼は救われた。  
自叙伝か否かは判りません。
白いリネンの服を身に付けた憧れの女の先生は、その表しだけで、優しく、ステキな先生に思えますが、
どんな魔法で、彼の盗みを責めた学友たちの気持ちを納得させて、友好的にしたのかが気になり、知りたいものです。