私はいたよ。
この世界の中に記してもいいかな?
日曜の夜だった。
外にゃんの食事の補充に駐車場に出た。
遅い時間に沢山の買物。
もちかえってからの収納。
部屋着に着換え・・ベッドに腰掛け…
あーぁ、疲れたけど行くべきだよナ…。
先に少し追加したけど足りないかもナ…
幾らか面倒な気持ちを両手でおしのけ…
エイッ!って気合を入れないと出来ない気分だった
既にRickんサクラは葉桜になっていて、淋しい気持ちで枝を見あげようとしつつ…… と、
オデコにポタンと水が当たった。
見上げたら、
エッ!!! ママがRickんサクラの真上に!
サクラの枝ごしに、ひろ見てくれてる。
ここから見上げても、見られたことは、無かったのに!?
離れた他所んちの上から、そっちに行けないよって…がいつもだった。
それでも、会えれば両手の平は合さり、呟く様に、呼びかける。
でも、ちがうね、今日は、
Rickが木の葉に溜めた雨垂れを額に落として、空をみるように促してくれた。
そして真上からママが見下ろしてくれ、
ママは、
私の出来なかった事を代わりにしてくれてるのを、いつも見ているよ。
そんな風に優しい風が囁いてくれた。
ママが喜んでくれるなら、続けるから。
こんなにも未だ気持ち交せる。
涙溢れても、「幸せ」感じた夜だった。