早いな、明日はもう送り火。
地方により、やり方は違うけれど、私はママの方法を思い出して真似する。
玄関先にいつも使う陶器に麻がらを燃え易く組むように載せて三和土に置く。
(いつも菩提寺から来たお知らせのハガキは後をどうして良いか判らず、今年からは手で割いて迎え火か送り火と共に燃す事にした。心情的に芥箱やシュレッダーにはかけられない)
盆に燭朗二本と間に香炉を置き、胡瓜と茄子で作った精霊馬を置き、蠟燭とお線香に火を付け数珠を手にして、麻がらに火をつけ、麻がらの容器内が燃え尽きるまで、うちは南無妙法蓮華経を唱え続ける。
お天気の良い日になると安心感が有り、燃え尽きると麻がらの容器は水をかけて冷めるまて置き、家に入ると一抹の寒さが背中を駆け抜ける様に淋しく、なかなか落ち着けなくて困る。
ところで、いつもいくスーパーには麻がらが売ってない事がおおく、困る。
まるで暖炉に焚べる木のミニチュアみたいなのしか売ってない。
いつも見つけると沢山買い置きする。