童謡  めんこい仔馬 | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

「♪濡れた仔馬のたてがみを 撫でりゃ両手に朝の…♪」 ママがよく口ずさんでいたからメロディも覚えました。 ママが他界してから、よく口ずさんでいた歌を思い出し、この歌の歌詞を調べる内に、思いがけない事実がいろいろ判り、この馬にはモデルがいた事。  徴用されて可愛がっていた飼い主から離され、軍馬・勝山号として戦地に送られ勇敢な働きが有った事で帰国させ、明治神宮の御神馬となるも戦後GHQ命令で追放になり、確か殺される直前に元の飼い主や有志が闇夜の中を見つからない様に、脱出させる為に大変な努力に依って故郷に連れ帰るも、穏やかな日々は長く続かず、僅か数年後に体に残った砲弾の為に大層苦しみ、狂い死にしたそうです。私はこの事を知ってからは歌えなくなりました。歌詞の後半には、軍馬となって立派な働きを… みたいな部分も有り、童謡として今の世に残せない事も、なにか、かわいそうに思えます。終戦記念日より、今年は五輪とコロナにの汚汁に汚された感がして思い出し、記しました。