無口な弟 | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

私が小学4年生の時に生まれた。 邪魔になるからか無理に学校に行かされたのに、自ずから担任に「今日、弟か妹が生まれるから早引けさせて下さい」と言って帰宅した。 自宅での産婆さんが介助の出産で表に出された。  生まれたての赤ちゃんを飽きずに眺めては嬉しくて嬉しくて…。 よく.おぶって子守した。オシメも変えたし洗いもした。 私には子が無いのは生みたくなかったからだ。  今は子が居たら、多分、弟へ出来る事は半減、或いは無くなったかも知れないから、これで良かったと思っている。   唯、弟は、至って口数が少なく、優しい気持ちで言ってくれる言葉も、余りに少く、まるで叱られている様な気持ちにさせる言葉なのだ。