貧乏寺の住職さんが10年以上.雨の日も、雪の日も炊き出しをしている!!! | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

東海地方の夕方のニュースワイドで知りましたが.頭が下がります。檀家数は僅かに20軒で、月収は約6万円、お盆には少し増えるが「お金は気にしない」と言う。衣類は貰ったTシャツと作務衣と袈裟だけ。リーマンショック後に、駅でうずくまっている人を見付け、問いかけると、就職出来ず困窮して何も食べてないと聞き、知人に頼み就職させた。それがきっかけで、困窮者の為に炊き出しを始めたが食材は、現在は彼の行動を知った善意の人々が主に提供する。住職は雨の日も雪の日も午前3時に起き2時間半かけて肉や野菜を入れた雑炊を大鍋にいっぱい作り軽自動車に積んで30分かけて最寄りの駅に行き待つ人々に丼ぶりにたっぷり入れて渡す時には足りなかったらオカワリする様に言う。大体20人程が空腹を満たし、住職は河原に住むホームレスにも、ふるまう。貰った果物やパンが有れば、それもふるまう。コーヒーさえも持って行く。食事を提供した場所は毎回、掃除し、この一連の行動中、彼は裸足だ。一方で住職の食は大変に質素で精進料理とは名ばかりの玄米ごはんと僅かな野菜だけ。唯一の贅沢は週に1度の外食で.280円のうどんを食べること。あさましき人々の多い中、こんなにも、きりりと清浄な人生を歩む人がいる。彼は70代半ばだ。