私の思う いのち の事 (1) | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

母は道をあるく時に 蟻等の小さな虫を踏まない様にしていて 私にも同じ事を望みました    それほど生き物を愛しむ母の娘の私は 母が遠い世界へ旅立った後に やっと母の気持ちが少しずつ理解出来る様になりました     母には及ばないけれど動物は勿論  土に根を張る植物にも命を感じ いとおしく思います   聖人ぶる訳ではなく  人はそれらの犠牲が無ければ 命を繋ぐ事が出来ないのは誰もが知るところです    昨年か今年にフランス料理の巨匠のジョエル・ロブション氏がNHKで  彼の代名詞の様な「じゃがいものピュレ」を紹介した後に 質疑応答があり  言葉の記憶は曖昧ですが 料理に対してのポリシーみたいな事を質問され  「食材に敬意をはらう」  という様な事を述べられ 素晴らしい向き合い方だと感銘しました    私たちは フェイク食材が流通する程に地球を食べ尽くしてきた事は私を含め 反省すべき と思う人は多いと思います   食材を無駄にしている(命を無駄にしている)一例として 日本人は茄子の「へた」を捨てますがインド料理店での料理講習会に参加した折りに  一切切り落とす事なく料理されているのを見て 瞠目しました   見習って和食の煮物にした時には へたの付いたままの茄子の姿は 美しく  また大変に美味しく いただけました    冬瓜の産地の方が あの硬い皮をも利用して 粉を付けて から揚げにしておられ 美味しそうでした    私も真似しようと思います    この頃は極力 食材を丸ごと使いきる努力をしています    温州みかんは丸ごとミキサーかフードプロセッサーにかけてケーキに焼き込めます     皮を剥いて中身だけ食べた時には皮のみを粉砕し冷凍保存して  パウンドケーキに焼き込みます    オレンジは丸ごと  種も含めて粉砕しマーマレードにしますが  これ等の調理法は 味に何の違和感もありません    但し 知識を学ぶ事も併せて大切と最近 痛感する事が有りました    蕗に似た ジャムにも菓子にも使うルバーブは茎は食べられても葉は毒性が有る事を知ったのです  「命」の話から逸脱しました    回りくどい私の稚拙な文章で記したかったのは  食材の命をいただくから「いただきます」の言葉がある  という事です     文才が無い上に思いつくままの言葉の羅列で  読む方には申し訳ないのですが  この場は私にとりダイアリーの様に接していますので  私の勝手な書き込みがこれからも続きます