無欲の勝利 | Ribi's room

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きまぐれな独り言・・昭和のかおり

雨最近雨が凄い勢いでよく降りますね。朝でも夜でもお構い無しに降る雷ゲリラ雷雨・・・昔はありませんでしたね。


昔の夕立って読んで字の如く、夕方ザーッと降ってさっとあがる感じでした。さっとあがらない時のありましたね。今より天気予報も雑だったし、降水確率だのアメダスだの無かったので天気は時の運みたいなところもあった気がします。


大学生の頃、帰宅する電車の中から外を見ると、晴れていたはずの空がにわかに黒い雲に覆われて嫌な予感が走りました。

駅に着くとやっぱりバケツをひっくり返したような雨です。傘をさしてもずぶ濡れになりそうな雨で、少し待っても止みませんでした。

今みたいに携帯なんてなかったから、公衆電話から母に電話電話しました。

「止みそうにないから傘持ってきてビックリマーク

「え~すぐには行けないわよ、凄い雨だもの。ブツブツブツ


なんとか約束を取り付けましたが、すぐ来れないだろうから、

駅ビルの抽選会でガラガラ回して来ることにしました。

抽選会場は凄い人で沢山抽選券を」持ってる人は何回も回して

持てないくらいティッシュやお菓子を渡されていました。

私は3回ぐらいで、3個ティッシュをもらってパッと母との待ち合わせ場所に行く予定でした。


何色の玉が出たか全く記憶に無いのです。

鐘が鳴らされていたような気がします。

誰かに腕をつかまれ別室に連れて行かれました。

何か色々説明を受けたような気がします。


私の頭の中は待たせている母のことでいっぱいでした。


説明もそこそこ、私は駅ビルの中を全速力で走って行きました。

待ち合わせ場所には、プリプリ怒って仁王立ちの母が傘と重い

長靴まで持って来てくれていました。

事の次第を話しても、全然信じてくれません。

長靴に履き替えて外に出ると、雨は止み薄日が出ているではありませんか。母は益々怒って口もきいてくれません。


「特賞 香港旅行」の目録を見せてもまだ怒っています。


「これあげる」って行った時、初めて母がにこっと笑ってやっと許してくれました。




それから何度も抽選していますが、欲が見え隠れして全く当たりません。

それにしても、もっと当たった喜びをその場で楽しみたかったな~