中1の夏休み、伯母(母の姉)と大阪に旅行に行き、大阪から一人で飛行機に乗って北九州の伯父母(父の兄夫婦)の家に遊びに行きました。
初めて一人での遠出、しかも初めての飛行機だったと思います。
反抗期に入りかけてる頃で、大人じゃないのに大人ぶっていました。そんなクールなふりをした姪を、伯母は色々考えて楽しませてくれました。
流行のボーリングに連れて行ってくれたり、買物に行ったり・・・
ある日動物園に行こうと言われ、やや引きました。
でも大人ぶってるけど一人じゃどこも行けない私は連れて行ってもらいました。
小さな動物園だったと思います。珍しい動物がいた記憶もありません。お客さんもマバラ・・・順路に沿って見て行きました。
ゴリラの檻です。何やら手作りの看板に長々書いてあります。
「このゴリラには餌をやらないでください。冷やかしたり大きな声を出すと、興奮して汚物を投げることがあるので注意して下さい」
読み終えてゴリラを見ると目がバッチリ合いました。その次の瞬間
ゴリラは近くの汚物をゆっくり掴もうとしたので、伯母と
「きゃ~きゃ~」言いながら逃げました。
私たちの興奮冷めやらず、いくつか見た動物はほとんど素通り・・
でも大きな虎の前で足を止めました。また看板です。
「この虎がウロウロ歩いている時注意してください。檻にお尻をつけておしっこする事があります。」
目の前の虎は優雅に歩いていますが、今度はさすがに信じられなくて、虎の様子を伯母と食い入るようにかぶりついて見ていました。すると虎が私たちの前で止まり、お尻をググッと檻に付け
放尿~~~~そのおしっこの飛距離が恐ろしく長いんです。
消防のホースから水が出るみたいでした。
もちろん伯母と私は逃げました。
でも知らないおばさんが近寄ってきて
「貴方たち~
かかったわよ、絶対かかったわよ。」
と、言って鼻を押さえながら汚いものを遠巻きに見るように・・・
「かかっていません
」と、キッパリ言っても
「かかったわよ。絶対に。臭いもの」なんて言うので、そのおばさんから逃げるように帰宅しました。
帰宅する途中も伯母とはゲラゲラ笑いっぱなし・・・
クールなはずの中学生もどこかに行っちゃいました。
次の日から伯母と九州旅行に出かけましたが、そのことで子供らしい私で戻れて楽しいたびになりました。
高崎山の猿たちにも追い回されて大変でした。
今思うと、何でこんな偶然が重なったのかの理由が、少し思い当たります。伯母はとっても声が大きくて高い声で、とっても早口でおしゃべりなんです。
動物たちの癇に障ったんだと思います。ごめんね![]()
追伸・・・私たち絶対かかっていませんから![]()