朝のニュースを見ていたら、今年の夏も日本全国異常気象で、
作物の生育が悪く野菜が軒並み高くなっているそうです。
東京は地獄の暑さでしたが、長雨で日照不足のところではお米にカビが生える病気にかかってしまって、
お米の収穫が絶望的の所があるそうです。
「平成の米騒動以来の出来事です」
アナウンサーの言葉で当時の記憶が蘇りました。
日頃私はあまりこだわりがなく、スーパーや生協・デパート等で
お米を買っていたので、スーパーからお米が消えた日から毎日
ジプシーのような生活でした。
「明日生協にお米が少し入るらしい」
と、聞けば朝早くから生協の前で並び
「今あのスーパーで米を見た。」
と、聞けば走ってスーパーまで馳せ参じ・・・
ガセネタでも何でも食いついて、米を買うために丸一日つぶした事もありました。
お米屋さんは新参者には一粒たりとも売ってくれませんでした。
そんなお米屋さんもどんどん売り惜しみして、お客さんの優先順
位をつけ始めました。その時以来お米屋さんと縁を切った人が
少なくないと思います。その後うちの近所のたくさんあったお米屋さんがバタバタ音を立てて廃業していきました。
その頃地方に住んでいた義母が、毎日米と戦っている私の為に
義父と手分けしてデパート等に早朝から並んで、待望のお米を
ゲットして送ってくれました![]()
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感謝・感謝・感謝です。
包みを開けると5キロのお米が2つと小袋一つ。
「何だろう?」
小袋の正体はタイ米でした。
白米を買うとタイ米を抱き合わせになっていて、5キロに対して
2~3袋付いてきたそうです。
一袋だけ噂のタイ米を送ってくれたのです。
でも、見た感じも美味しそうじゃないし(タイ米さんごめんね)
どんな料理がいいかも分からなかったので、手付かずのまま
置いてありました。
タイ米のことを忘れていたある日、義母さんから電話がありました
「タイ米食べた?」
ほったらかしにしてますなんて言えなくて、モゴモゴ言ってたら
「まだ食べてないならすぐ捨てて
」と・・・・
「どうやって料理していいかわからず、まだ封も切ってません」
「あ~良かった
すぐ捨てて」
「どうしてですか
」と、言いつつ内心ホッとしました。
「家に来るスズメにやったら全く食べなかったのよ。スズメも
食べない米をあなた達に食べさせちゃダメだとお父さんが言ってるの。だからすぐ捨てて
」
結局米騒動が落ち着くまで、うちのタイ米はお守りみたいに家に
置いておきましたが、いつしか義父母の言いつけ通り処分させてもらいました。
タイの農家のみなさん
ごめんなさい![]()