「本当は、どうしたい?」
「何があなたを幸せにするの?」
「人生は鮮明に思い描かれたものだけが形となる」
幸せになりたいと思い願いつつ、
実は、鮮明に思い描いているものは別物だったりする…。
あなたが欠乏感や不安を思い描いているなら、当面充足感は訪れない。
私たちはよく「幸せになりたい」と言いながら、
頭の中では「お金が足りなくなったらどうしよう」、
「人からどう思われるだろう」という欠乏感や不安という
「感情」のディテールを鮮明に描いてしまいます。
脳や潜在意識は、「発する言葉」ではなく
「その言葉の奥底にある感情によって描かれたイメージの鮮明さ」を優先して形にします。
「欠乏感」を鮮明に描いているとき、
意識の焦点は「不足している状態」に固定され、
皮肉にもその状態を維持するための選択を無意識に重ねてしまうのです。
もし、「充足感」を形にしたいなら、
今この瞬間に「満たされている自分」をどれだけリアルに感じられるか。
「安心」を形にしたいなら、
たとえ「不安」の渦中おいても、
「小さな安心感を大切にしている自分」をどれだけ鮮明に描けるか。
「結果」を出して、「自分の外側が整ったら幸せになる」のではなく、
「先に自分の内側を整える」。
この順序が逆転していると、
どれだけ努力しても「追いかける人生」から抜け出せなくなります。
「欠乏感」や「不安」は、さらなる、「欠乏感」や「不安」を生み出すのです。
それは、あたかも穴の開いたバケツに水を注ぎ込むような状態です。
「実は、鮮明に思い描いているものは別物だったりする」というのは、
私たちが無意識に持っている「慣れ親しんだ不幸」への執着を意味しています。
「欠乏感」や「不安」を思い描くことは苦しい反面、
今まで経験していることなので、
どこか「予測可能で安全」だと感じてしまう側面があります。
しかし、新しい幸せを鮮明に描くことは、
実は、未知の経験であり、それゆえに恐怖を伴うのです。
だから、「本当はどうしたい?」、
「何があなたを幸せにするの?」と、
自分に問うことは、その恐怖を乗り越え、前に進む「勇気」を手にするために、
自分の中の「真の願い」にスポットライトを当てる作業なのです。
「幸せになりたい」という願いを
ただの「欠乏や不安の裏返し」として描くのではなく、
そこにある喜びや、人との繋がり、穏やかな空気感を
今ここで手に触れられるかのように五感を使い、匂いや温度や風を感じるくらい思い描くこと。
そうすることで、望む「幸せ」が出現する…。
人生は2度創られる。
1度目は、思い願いとして。
2度目は、現実として。

