昭和の時代の幸せをトレースして、今を生きていない人の称賛の中で生きる人生。

今を生きている人と、元気と勇気を分かち合い、ともに生き、ともに創る人生。

時代は、常に、今を生きる人によって創られている。

 

それぞれの人生の風景を少し深掘りしてみます。

1. 昭和の時代の幸せをトレースして、今を生きていない人の称賛の中で生きる人生
これは、いわば「正解のある人生」です。

特徴: 高度経済成長期に作られた「持ち家、安定した企業、定年、世間体」というテンプレートを忠実に再現します。

充足感: 親世代や、かつての価値観の中に生きている人々からは「立派だ」「安心だ」と高く評価されます。

リスク: 変化の激しい現代では、そのテンプレート自体が「砂上の楼閣」になる恐れがあります。また、他人の物差しを優先するため、ふとした瞬間に「自分はどこにいるのか?」という虚無感に襲われることが少なくありません。

2. 今を生きている人と、元気と勇気を分かち合い、ともに生き、ともに創る人生
こちらは、「問い続ける人生」です。

特徴: 過去の成功法則に固執せず、目の前の変化や感性を大切にします。自分自身の「あり方」が土台となります。

充足感: 同じ熱量で「今」を切り拓いている仲間と、損得を超えた関係価値を築くことができます。その場限りの称賛ではなく、心の奥底が震えるような共感が原動力になります。

リスク: 決まった形がないため、常に自分で選択し、責任を持つ強さが求められます。周囲からは「変わっている」と理解されないこともあるでしょう。

どちらがいいのか?
もし、人生を「 命のバトン」を渡していくリレーだと考えるなら、後者の方が圧倒的に鮮やかではないでしょうか。

過去の残像を追いかけて「かつての正解」を維持することにエネルギーを注ぐよりも、今この瞬間に自分らしく在り、その姿に共鳴する人たちと「美味しいね」「面白いね」と笑い合える人生。それは、誰かに決められた幸せではなく、自ら耕した土壌に咲く花のようなものです。

80%の「あり方」が整っていれば、20%の「やり方」が時代とともに変わったとしても、分かち合える喜びの質は変わりません。

あなたは、どちらの景色の中にいたいと感じますか?