仕事の取り組み方を伺うと見えてくるものがあります。
人生の向き合い方って、仕事の向き合い方と表裏一体…。
ワークライフバランスと言って、
別々に天秤にかけるようなものではないと思うのです。
それは、単に「仕事が人生の一部である」という量的な話ではなく、
自分の「あり方」がどの場面でも滲み出てしまうということ…。
仕事は、社会や他者という「外側の世界」に対する自己表現の場です。
一方で、人生への向き合い方は「内側の世界」との対話です。
人間は、「自分をどう扱っているか」と同じようにしか、
仕事を扱うことができません。
「ワークライフバランス」という言葉に代表されるように、仕事と私生活を切り分ける考え方もあります。
しかし、本質的には、「仕事をしている私」と「生きていく私」に別々の人格があるわけではありません。
人生において「大切にしたい価値観」は、職場のデスクに座った瞬間に消えるものではありません。もし仕事でその価値観を押し殺していれば、人生全体に「嘘をついている」状態になります。逆に、人生で深い安らぎや充足感を感じている人は、その余裕が仕事における創造性や人間関係の豊かさとして表れます。
「人生を良くするために仕事をする(仕事=手段)」と考えているうちは、両者は分離しています。
仕事への向き合い方を整えることは、人生の土台を整えることであり、その逆もまた然りです。
「結局、どういう心持ちで(あり方)そこに存在しているか」
ここが問われているのだと思うのです。
