「正しさ」を常に追い求め、それに縛られている状態は、本来の自分自身を抑圧し、型にはめようとすることです。それは、自分を社会が用意した「正しい」という箱に無理やり押し込めようなもの…。その結果、生きづらくなり、心も体も疲れ果ててしまいます。

「自分らしさ」を見つけるプロセスは、この「正しさ」という仮面を外すことかもしれません。

世間体や他者の評価に縛られず、自分が本当にどう感じ、何をしたいのか…。
「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、自分の感情や直感を信じること。
たとえそれが「正しくない」と評価されても、自分の本音や価値観・信念、あり方で行動することが、「正しさ」から解放され、自分らしく生きることに繋がります。

「正しさ」からの解放は、決して無責任になることや、好き勝手に振る舞うことではありません。むしろ、自分自身の中心と繋がることで、笑顔で心穏やかに生きることです。

その結果、他者との比較や競争から解放され、ありのままの自分を受け入れられるようになります。
心にゆとりが生まれ、まわりの人や出来事に対しても、より柔軟で寛容になれ、自分にとっての本当の喜びや充足感を見つけることができます。


「自分らしさ」とは、誰かに与えられた「正しさ」を追いかけるのではなく、自分の中に既に存在している、かけがえのない価値観・信念、あり方を発見し、それを大切に生きること…。