才能について考える中で、最近思うことは、
才能と親からの愛情には深い関係があるということ。
つまり、私たちが小さい頃、親からの愛情を受けることが生きる術であり、
親からの愛情を受けるための努力が私たちの才能の源泉である。
その源泉について探求し、言語化することが自分を知ることとなる。
そして、その親から受けた愛情を自分の半径5メートルの人たちに還元していく作業こそが生きるということ。
親から授かった才能、才能は英語でgift と言いますが、
まさに gift 贈り物であり、
その贈り物をいつまでも自分のためだけに使うのではなく、
他人に貢献することに使う。
ここからが本当の自分の人生のはじまりであり、
生かされている状態から、意志を持って生きるということ。
意志を持って生きる人たちが、互いに関わりあって、結果として生かされることとなる。
人はひとりでは生きていけないから。
人は、社会性の動物だから。
だから、自分の才能を知り、
自分を知ることに価値がある。
自分のことを深く知ると、
他人と自分を比較することが少なくなり、
生きることが楽になる、楽しくなる。
比較しても仕方ない。
だって、自分が生まれ育った環境をやり直すことはできないし…。
できないなら受け入れるしかない。
それが、giftを使いこなす最初の一歩。