生まれ育った過程で、
ずっとダメ出しを受けていると、
自分自身の存在を疑ってしまう。
疑ってしまうというか、
ありのままの自分では、
この世に存在してはいけない、
ありのままの自分には価値がないと思い込んでしまう。
だから、自分以外の何者かになろうと努力する。
しかし、自分以外の何者かになったとしても、
心ざわつくばかりで、居心地悪い。
居心地悪いから、更なる努力をして、
どうしようもなく居心地悪くなる。
そして、一体何をしているんだ私は…。
となる。
自分以外の何者かになろうとせず、
ひたすら自分に正直に生きればいい。
ありのままの自分に価値なんて求める必要もなく。
ありのままの自分の存在を信じることができればいい。
ありのままの自分は、立派なものとは限らない。
情けないかもしれない、
惨めなのかもしれない。
て無力かもしれない。
しかし、私たちは完璧ではない。
そして、微力ではあるかもしれないが、無力ではない。
そんなありのままの自分を直視する…。
私たちが、変化・変容するきっかけは、これしかない。
自分以外の何者かになろうとせず、
ひたすら自分に正直に生きればいい。
どんな自分もまっすぐ見つめる。
ありのままの自分からしか、
本当の人生は開けない。