不安という気持ちは、
自分という存在に対する安心感の不足により湧き上がる。
この安心感の本質は、
自分のありのままを受け入れることができないことにある。
自分の存在を疑うとき、
人は際限なく弱くなる。
弱くなるということは、
不安になるということ…。
この不安を、
お金を得ることで解消しようとする人もいる。
悪い事ではない。
ただ気をつけないといけないのは、
いつしか、
お金を稼ぐことが生きることの目的となり、
生きること=お金
となり、
お金が減ることが不安になる。
そして、
さらにお金を稼ぐことに執着する。
しかし、
お金って、
自分の心の状態に比例して巡ってくるもの。
巡ってくるといっても、
自分に必要な分だけが巡ってくる。
心が整っていないと、
足るを知るという感覚が欠如するので、
いくらお金があっても満たされない…。
人生というどこまでも続く広大な空間に、
一人ぽつんと置かれると落ち着かず、
足が着かない水の深さには恐れを感じる。
人は、広さに戸惑い、深さにひるむのだ。
だが、広さ、深さは、可能性、未知でもある。
ありのままの自分を 受け入れる。
己を知るなら、
未知と遊び、楽しむ人の人生となる。
可能性は限りない。
不安という気持ちは、
自分という存在に対する安心感の不足により湧き上がる。
ありのままの自分を受け入れるなら、
人生はチャレンジでしかない。