よく、
「私、夢がないんです。」
「目標がないんです。」
だから、私ダメなんです。
こんな私をどうにかしたいんです…。
というようなお話を聞かせてもらうことがあります。
夢や目標のない人生は、ダメなんだ。
なぜか、私たちは夢や目標を持とうと焦ってしまう。
いつからなんだろう?
まわりの友達をみて、
みんなと比較して自分が取り残されているような気がする。
みんなと一緒じゃないと不安になる。
人それぞれの背景は全く違うのに…。
最終的に見える部分だけ、
まわりの人と一緒じゃなければならない。
誰がそう決めたの…。
いつからそう思い込んだの…。
自分の心の本当の音、
本音からは、
いろんな音が聞こえてくる。
なんか、いやだ。
なんか、しんどい。
なんだか、悲しい、惨めになる。
自分らしくない…。
自分らしさって何なんだ…。
なんか自分の中では当たり前なんだけど、
「自分の健康を最優先にする」欲求が強くて、
少し熱出たらすぐ休むし、
残業を強制されて体壊すくらいなら辞めてもいいと思ってるし、
遅刻して朝ごはん食べられないと惨めな気持ちになるくらい、
三食ちゃんと食べたい、というのが行動のベースにある。
人それぞれでいいんだけど、これなんだよね。
前向きじゃない。
でも正直な心の音。
それは自分らしさの大切な手がかりになる。
自分の本音を見つめると、
本当の自分らしさが見えてくる。
その自分らしさを、
自分の夢や目標にする。
自分の欲求、
それが実現するための、
日常の暮らしや、
働き方を無理なく積み重ね、
自分がご機嫌に生きる。
これって、尊い生き方だと思う。
笑顔で心穏やかに生きる。
答えは自分の中に、
未来は対話の中にある。
あり方で生きる。
対話で生きる。